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エイリアンいくせいにっき。映画『ライフ』ネタバレ&感想

「人類の夢も未来も砕かれる」

誰かがオススメしていた・・・?か、観たいと言っていたのを聞いてなんとなくレンタル。

確か、劇場で予告編を見たとき少しだけ「面白そう!」と思った記憶があるんですよね。

主演のジェイク・ギレンホールさんは好きな俳優ではあるんですが、結構当たりはずれの振り幅も広い気が・・・。

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】 Life
【制作国】アメリカ
【監督】ダニエル・エスピノーサ
【脚本】レット・リース、ポール・ワ―ニック
【製作】デビッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ボニー・カーティス、ジュリー・リン
【製作総指揮】ドン・グレンジャー、ビッキー・ディー・ロック
【撮影】シーます・マッガーベイ
【美術】ナイジェル・フェルプス
【衣装】ジェニー・ビーバン
【編集】フランシス・パーカー、メアリー・ジョー・マーキー
【音楽】ヨン・エクストランド
【出演([]内は役名)】

  • ジェイク・ギレンホール[デビッド・ジョーダン]
  • レベッカ・ファーガソン[ミランダ・ノース]
  • ライアン・レイノルズ[ローリー・アダムス]
  • 真田広之[ショウ・ムラカミ]
  • アリヨン・バカーレ[ヒュー・デリー]
  • オルガ・ディホビチナヤ[エカリテーナ・”キャット”・ゴロフキナ]

【公開日(日本)】2017年7月8日
【上映時間】104分
【配給】 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
【映倫区分】PG12
【IMDB】6.6/10.0  (およそ143,500人の評価)

【あらすじ】

火星で未知の生命体の細胞が採取され、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで極秘調査を開始した。しかし、生命体は次第に進化・成長して宇宙飛行士たちを襲いはじめる。高い知能を持つ生命体を前に宇宙飛行士たちの関係も狂い出し、ついには命を落とす者まで現われる。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.6/5.0

ちょい厳しめ判定かなぁ・・・。

いや、でも・・・はっきり言ってあんまし面白くなかったです。

面白いところもあった!

火星で見つけた単細胞の生物を刺激して生命活動をスタートさせることに成功!!!からの、すごい勢いで育っていって・・・という流れはその生命体の見た目が可愛くて(クリオネとヒトデを混ぜたような)結構ワクワクして観られる。

その生命体(カルビンと名付けられるので以下カルビン)が、ラボ内の気圧変化で動きを止めてしまったのをなんとか起こそうと電気ショック療法を施したのがきっかけで、活動を再開したカルビンが凶暴化?してしまう。そこから物を使って箱の外へ逃げたり(ものすごく賢い!)逃げ出した先でラットを襲って殺したりするシーンも結構面白い。

襲った、と書きましたがこれは多分正しくなくて、まず最初にラットの方から興味深そうに近寄ったカルビンに噛み付くんですよね。それで、ビックリして反撃した・・・というのが正しいかな。このシーンが最初に物語っているように、カルビンは必ずしも人間を襲いたくて襲っているわけではない・・・というのがポイントだと思います。

最初に電気ショックを受けて人間に反撃するのもそうだし、その後、火炎放射器で殺処分になりそうになったら逃げる、食料となる水分が必要で船内の色々なものを壊す、酸素がなければ生きられないので酸素がある方へ行くと必然的にそこに人間がいて、更に人間とは水分の塊(つまり食料になる)なので襲う・・・

つまりカルビンはカルビンとして自分の生命を維持、または成長するために動いているだけであって、「殺される!このまま地球に行かせてしまっては人類は滅亡だ!」と大騒ぎしているのは人間だけという構図が深くて面白いなと。黒人の博士が言っていた台詞が全てを物語っていますね。

「身を守るために、本能で襲って来てる・・・憎しみがあるわけではない。でも奴は・・・自分たちを殺す」

もっと序盤からカルビンを大切にしてやれば分かり合えた可能性もあったのではないか、と思うと、人間の欲の深さというか業の深さ故の自業自得ストーリーになっているんだな、というのがよくわかりますね。

そういえば人間の体内にカルビンが入り込んで中から殺すシーンも、無重力空間に漂う血の表現が新鮮で恐ろしくて目を見張りました。ライアン・レイノルズさんの熱演も見れたし、良いシーンだった。

しかし何が一番つまんなかったかって

オチどころか大体のストーリーが読めてしまうこと。これ。

真田広之さん扮するショウも死亡フラグがビンビンだし、次々に希望が絶たれていく展開も予想通りで驚きがあまりない。そして、最後に2つしかない救命ポッドで片方は地球へ戻り、片方はカルビンと一緒に宇宙の彼方に去る計画・・・そりゃギレンホールさんが宇宙の彼方へ行くんだろうね!!!なんてったって主人公だし!地球には戻りたくない的な伏線もあったしね!!

そんでもってこれ、今ポッド入れ替わったよね?多分、地球へ向かったのカルビンの方だよね?

やっぱりそうじゃーん。という、最後のオチまでもが予想通りで・・・。

おそらく最後の最後で希望が打ち砕かれて絶望する『ミスト』的な終わりにしたかったのかもしれませんが・・・驚きも何もないよ・・・。

そして地球を蝕む人類は、カルビンによって淘汰されていく・・・と。

最近流行りの「人間は地球にとって害悪だから殲滅しちゃおう」というテーマに行きつくわけですね・・・。

そういえば途中で船員が言ってましたね。

「美しい地球だからこそ守る価値がある。ただ80億のクソたれが住んでいる」

と。

言いたいことは分かるんですけど、『インフェルノ』でも『キングスマン』でもやってたから「またか」となるわけで・・・。

まぁ、一匹しかいないなら、地球に降りてきても倒せるかもしれませんけどね。そこが確実でない辺り、ちょっぴり絶望値も足りないわけで。

色んな方面で、中途半端と言うか、残念な作品でした。

 

 


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画像引用元:映画.com

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ヴィランズの子ども達のその後!映画『ディセンダント2』ネタバレ&感想

「それではだめ。私はあなたをダメにしてしまう」

昨日の記事から引き続き、『ディセンダント』の続編を観ましたー!!!!

今回から参加するフック船長の息子、ハリー役をしているトーマス・ドハティ君がチョイ脇役にも関わらずイケメンだな・・・?と思っていたら、今作のヒロイン、マルを演じるダヴ・キャメロンと恋仲になっているようですねー!かっこいいもんな!

他にも魅力的な若手俳優がたくさん見られる今作、この中で誰がハリウッドの大物になっていくのか、いかないのか、見守っていきたいところ!

主役はヴィランズの子ども達!映画『ディセンダント』ネタバレ&感想

【映画情報】

【原題】 Descendants 2
【制作国】アメリカ
【監督】ケニー・オルテガ
【製作総指揮】ケニー・オルテガ、サラ・パリオット、ジョーサン・マクギボン、ウェンディ・ジャフェット
【脚本】サラ・パリオット、ジョーサン・マクギボン
【音楽】デビッド・ローレンス
【振付】ケニー・オルテガ、トニー・テスタ
【主題歌】ダヴ・キャメロン、ソフィア・カーソン、キャメロン・ボイス、ブーブー・スチュワート – “Ways to Be Wicked”
【出演([]内は役名)】

  • ダブ・キャメロン[マル]
  • ソフィア・カーソン[イヴィ]
  • ブーブー・スチュアート[ジェイ]
  • キャメロン・ボイス[カルロス]
  • ミッチェル・ホープ[ベン]
  • チャイナ・アン・マックレーン[ウーマ]
  • トーマス・ドハーティ[ハリー]
  • アンナ・カスカート[ディジー]
  • ディラン・プレイフェア[ギル]
  • ダン・ペイン[ビースト]
  • キーガン・コナー・トレイシー[ベル]
  • ブレンナ・ダミーコ[ジェーン]
  • メラニー・パクソン[フェアリー・ゴッド・マザー]
  • ジェディダイア・グッドエイカー[チャド・チャーミング]
  • サラ・ジェフリー[オードリー]
  • ダイアン・ドーン[ロニー]
  • ザッカリー・ギブソン[ダグ]

【放送日(日本)】2017年10月21日
【上映時間】111分
【前作】主役はヴィランズの子ども達!映画『ディセンダント』ネタバレ&感想
【IMDB】6.7/10.0  (およそ3,500人の評価)

【あらすじ】

マレフィセントの娘マルはビーストとベルの息子ベンと恋に落ちるが、王室入りのプレッシャーに耐えきれずロスト島へ帰ってしまう。ロスト島では、マルの宿敵であるアースラの娘ウーマが、マルの後釜におさまり子どもたちを支配していた。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.6/5.0

今作のストーリーラインとしてはなんと3つもあります!!!

一つは、オラドン国の王室のメンバー(ベン王の彼女なので)に招き入れられるマルさんのその後「善人だけど故郷の悪も恋しい!」なホームシック問題

そして二つ目は、前回オラドンへ招待されなかったヴィランズの子ども達(ウーマ率いるギル、ハリー)が「何で私たちを招いてくれなかったのよ!!」と嫉妬して拗ねる問題

最後の三つ目は、ちょい地味ですがムーランの娘ロニーが「女だって男の中で肩を並べて活躍したいのよ!」と女性の権利を叫ぶ問題

この三つのテーマ?お話?が同時進行で進んでいきます。

いやぁ、今作も頭空っぽにして楽しめる作品だったー。

ディズニーキャラたちも前作より増えて、アースラの娘ウーマ、フック船長の息子ハリー、ガストンの息子ギルが新たに混ざり、親世代もアラジンやジャスミンが(後ろ姿だけですが)出てきたりもします。

相変わらずベンは真っすぐマルを愛してるし(キュンポイント)、3Dプリンターで魔法の杖の偽物を作ろうとする現代的な要素も増えて、笑えるシーンもたくさんありました。

個人的に

  • カルロスがマルとイヴィに対して「二人だけの女子トークはうんざりだ!俺たちも仲間なんだから話し合いに混ぜろ!」と言うシーン(いざ女子トークに混ざってみると即座に答えが出て「じゃあやめろ」「はい、終了」と話を終わらせる無駄のない短絡さ大好き)と
  • ラスト付近でタコ化するウーマとドラゴン化するマルにぶち切れたベンが『美女と野獣』の野獣ばりの雄叫びを上げるシーンは

とにかく大声上げて大爆笑してしまいました(笑)

正直、あそこでもしベンが野獣化したら最高に面白いのにと思ったんですけど、野獣が野獣になったのは魔女の呪いのせいなのでベンには無理でした(笑)でも野獣化見たかった(笑)

あとは、島に帰ってしまったマルを追ってロスト島に乗り込んだベンが周囲から浮きまくっているシーンだとか、留守にしていたイヴィにダグが「ごきげん(七人の小人)の息子と浮気したのか!」と迫るシーン、そしてそんな彼に「おとぼけさんね」とキスするイヴィが可愛すぎて、お気に入りです。

前作は超えられない、どころか

物語については単純明快!なので深く考えなくても観られたのが前作の良さ。

今作は、ちょっと後半に問題がありました。

ジェーンをダンスに誘いたいのに誘えないカルロスが”真実しか話せなくなるキャンディ”を間違って飼い犬に食べさせてしまったことで、その犬が人の言葉を喋れるようになるというアクシデントが発生。しかしそれは後半、ウーマを「魔法の杖は本物だ」と騙すための伏線になっていました。

それから、ロスト島からオラドンに戻る時に魔法の書を落としていったことで、ベンがマルを恋人として(妃として?)王室に迎え入れる大事な儀式で突然ウーマが恋人として登場したり(魔法の書を利用してベンに魔法を使っていた)、脚本的に「おっ?」と思うトリッキーさがありました。

ここまでは、ちょっぴり面白い。だけど、最後のウーマとの戦いの落としどころが微妙なんです。前述したベンの咆哮シーンのあと、二人の戦いはなぜか終わる(笑)
多分、ベンの説得がウーマに届いた?ように見える・・・けど、ぶっちゃけそれで納まるとは思えないんだよなぁ・・・だいぶ、無理やりまとめた感がありましたね。

しかも続編がある!多分!

なんと、最後に去っていったウーマが「これで終わると思うなよ」的な捨て台詞を吐いて映画が終了!!!

エーッ

やっぱり全く解決してなかったですNE★

前作はIMDBでも一万人くらいが評価をしていたんですが、今作は4000人にも満たない人数に減ってしまっていました・・・本国のサイトなのに・・・半分以下><
ちょっとこれでは、3作目(がもし実現したとして)を日本で観るのは難しいかも?しれませんね。

ちびぞう的には『ハイスクール・ミュージカル』のようにシリーズごとに盛り上がって、「ザ・ムービー」が作られる感じになるといいなーと思っていたんですけどね。

最後に歌紹介を

ウーマの歌がかっこよかったなー。

カットされたっぽいんですが、おそらくここのシーンでギルとハリーのキスシーン(!?)があったらしい(笑)どういう関係性なのか・・・。

あとラストの、水浸しの船の上でみんなで踊るところは良かったですねー!

『雨に唄えば』のこのシーンを彷彿とさせます。

ついでに、↑をちびぞうの大好きな『Glee/グリー』でカバーされていたシーンも貼っておきますね! グウィネス・パルトロウも歌っているよ!!!
Umbrellaとのマッシュアップですがとにかくカッコいい・・・。

 

まとめ

結局、感想から離れてしまいましたが(笑)

ツッコミどころも多いストーリーですが、歌とダンスのシーンは前作よりも増えて、剣による殺陣シーンなんかも増えて、色々トライしてる感がすごいです。

前作が気に入った!という人はぜひこっちも観てディセンダントを応援しよう!

せっかくならもっとたくさんのディズニーキャラたちを実写で見たいしね!

 

あ!!!忘れてましたが散々焦らされたマルとベンのキスシーンがありましたよ!!!!

 

 


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画像引用元:映画.com

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主役はヴィランズの子ども達!映画『ディセンダント』ネタバレ&感想

自分の運命は自分で決めろ。

危うくスルーしそうになった今作ですが、ゲオさんで面陳されていて、しかも続編も出ている・・・=シリーズ化するならそこそこ面白いだろう。という単純な思考回路で手に取りました。

ディズニー・チャンネルのオリジナルムービーですよ!

ディズニー・ヴィランズに子どもがいて、彼らが10代だったらどんな生活・人生を送っているのか?というお話です。

エグゼクティブ・プロデューサー兼監督はちびぞうが昔ハマっていた『ハイスクール・ミュージカル』のケニー・オルテガ氏!わー懐かしい!同じ監督、そして同じディズニー・チャンネルのミュージカル!後になって思うと今作に惹かれたのにも運命的なものを感じます。

この監督、振付師でもあり、今作の振り付けも担当しています!多才ですね~。

【映画情報】

【原題】 Descendants
【制作国】アメリカ
【監督/製作総指揮/振付】ケニー・オルテガ
【製作】トレイシー・ジェフリー
【脚本】ジョーサン・マクギホン、サラ・パリオット
【撮影】トーマス・バースティン
【編集】ドン・ブロッシュ
【主題歌】 ダヴ・キャメロン、キャメロン・ボイス、ブーブー・スチュワート、ソフィア・カーソン – “ロッテン・トゥ・ザ・コア”
【出演([]内は役名)】

  • ダブ・キャメロン[マル]
  • クリステン・チェノウェス[マレフィセント]
  • ソフィア・カーソン[イヴィ]
  • キャシー・ナジミ―[イーヴィル・クィーン]
  • ブーブー・スチュアート[ジェイ]
  • キャメロン・ボイス[カルロス]
  • ウェンディ・ラクエル・ロビンソン[クルエラ・ド・ビル]
  • ミッチェル・ホープ[ベン]
  • ダン・ペイン[ビースト]
  • キーガン・コナー・トレイシー[ベル]
  • ブレンナ・ダミーコ[ジェーン]
  • メラニー・パクソン[フェアリー・ゴッド・マザー]
  • ジェディダイア・グッドエイカー[チャド・チャーミング]
  • サラ・ジェフリー[オードリー]
  • ダイアン・ドーン[ロニー]
  • ザッカリー・ギブソン[ダグ]

【放映日(日本)】2015年12月18日
【上映時間】112分
【次作】ヴィランズの子ども達のその後!映画『ディセンダント2』ネタバレ&感想
【IMDB】6.6/10.0  (およそ10,300人の評価)

【あらすじ】

善人たちが暮らすオラドン合衆国の王ビーストは、ビランズを魔法のバリアで覆われたロスト島に閉じ込めた。王位継承の儀式を控えるベン王子はビランズの子どもたちの将来を案じ、生まれてから一度も島から出たことのない彼らをオラドンに呼び寄せる。復讐の機会を狙っていたマレフィセントは、自分の娘マルにフェアリー・ゴッドマザーの魔法の杖を奪って来るよう命じるが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.0/5.0

評価としては「普通に面白いよりちょっと上!」くらいのもんでした!

ストーリーは最近ディズニーが『アナ雪』~『モアナ』でごり押ししている”自分らしく生きよう!”というテーマがメイン。今回は”親からの自立”、そして”血筋や肩書との決別”といったものが描かれています。

まぁつまり「親が悪人でも自分たちは自分の選択で善人になってもいいじゃん」という話ですね。

あとはすごくよくあるスクールカーストの混ざった学園ドラマも見れます。ティーン向けらしくとっても分かりやすい上にラストも大団円。映画を観慣れている人たちであれば、ストーリー以外の見どころに目を向けるのが良いでしょう。

ディズニーファンならニヤつくオマージュ

そもそも、「ディズニーアニメの敵役に子どもがいたとしたら?」という設定だけでもワクワクもの。

その同人的な設定を本家ディズニーさんが自分たちでオマージュしてくれるんだからこれほどうれしいことはないですよね!

まず「美女と野獣」のベルと野獣の二人が作った国「オラドン」があり、二人の息子ベンが、悪役たちを閉じ込めた魔法もWi-Fiも使えないロスト島に暮らす

  • ジャファー(アラジン)の息子ジェイ
  • イヴィル・クィーン(白雪姫)の娘イヴィ
  • マレフィセント(眠れる森の美女)の娘マル
  • クルエラ(101匹わんちゃん)の息子カルロス

の4人を島からオラドン国へ招待する。

彼らが転入するオラドン国の高校には、フェアリーゴッドマザーの娘ジェーンや、シンデレラの息子チャド、オーロラ姫の娘オードリー、ムーランの娘ロニー、おとぼけ(7人の小人)の息子ダグなど、そうそうたる面々が次々と登場します!

学校のど真ん中に設置された王の銅像は拍手一つで野獣の姿に変わる仕組みになっており、「人は変われる」というメッセージが込められていると説明されたら笑わずにはいられません。

更に、彼らがフェアリーゴッドマザーを奪おうと忍び込んだ博物館にはディズニー作品でおなじみのアイテム(糸車とか)が展示されており、こういう小物などでニヤつくファンもいるでしょう!

さらにさらに、王子ベンとマレフィセントの娘マルが恋に落ちる展開になるんですが、二人が急接近した時にベンがマルに「同じだ!僕たちすごく似てるね」と言うんです。モロに『アナ雪』だ!台詞にまでパロディが!
いやその台詞不吉なやつだから!(笑)という私たちのツッコミを予想してか「私はそうは思わない」と同意しないマルさんさすがです。

恥ずかしいほどのピュアラブを堪能しよう

王子ベンさんのマルへの熱烈なラブアピーーーール、なんというか古くて真っすぐな感じがするんですよね。『トワイライト』でもエドワードさんは不死に近い年月を生きていたいわゆるおじいちゃん世代なので、口説き言葉やプロポーズの台詞なんかが現代っぽくない。しかしそこが逆にピュアっぽさを感じてちびぞうは好きでした。
今作も、現代のティーンへ向けたお話ではあるもののベンはあくまでお伽話の中の王子様。やっぱり攻め方というかね、とっても紳士的でまっすぐで古風でありながら新しい、ピュアな感じがしてすごくよかったです。

そしてなぜか(俳優が若いからなのかお子様も見るからなのか分からないけど)、最後の最後までマルとベンはキスしないんですよねーーーーーーー。

洋画なんか見てるとちゅっちゅちゅっちゅがぶがぶちゅっちゅとしつこいくらいにするじゃないすか。だからもうなんというかすごくイイ雰囲気なのにラストまでキスシーンなしで持っていかれると微笑ましさ爆発で逆にキュンするよ!!!(ちょっと気持ち悪い文章)

いやー、おばさん恥ずかしくなっちゃいます。

ベン役のミッチェル・ホープくんは「いかにも王室」って感じの爽やかイケメンでしかも歌も踊りもこなせるホープ(その名の通り)ですから、かつて一世を風靡したザック・エフロンのように流行りまくる時代が来るといいですね!!!

歌と踊りにも注目したい

一応はミュージカル映画なんで、それをちびぞうが忘れない程度に歌と踊りが差し込まれます。が、量的にはそんなに多くないかな。

個人的に「うぉ!!!!」と興奮したのは、マレフィセント役がクリスティン・チェノウェスだったこと!!!とっても有名なブロードウェイの女優さんですよ!!!!!!めちゃくちゃ上手!!!!!
ちびぞうは大好きな海外ドラマ「Glee/グリー」で彼女を知っていたので驚きと喜びが同時に!意外なところで彼女の歌が再び聞けて大満足です。

今のトレンドをふんだんに盛り込んだ歌とダンスらしいんですが、ベンがマルにみんなの前で告白するシーン↓なんかは結構笑えてしまったり・・・(コメディだからそれでもいいのか)

なんとなく、ファッションと同じようにダンスの流行も新旧新旧とぐるぐると回っているような感じがするシーンです。

個人的に、ヒロインのマル(ダブ・キャメロン)がソロで歌うこのシーンの曲がお気に入り。

この子、『エンジェルウォーズ』のエミリー・ブラウニングにちょっと似てると思うんですよねー(唇と目元が・・・)。彼女も歌がお上手なので、そこも共通点ですね。

それから、『美女と野獣』の”be our guest”を現代版にアレンジした曲も聴けたりして・・・

いやぁ、楽しかったです。

まとめ

続編ももちろん観るよ!!!!!

続編にはアースラ、フック船長、ガストンの子ども達も追加されているらしい!!!楽しみですね!!

晴れて自らの手で親の呪縛を断ち切り、善人として生きる道を勝ち取った4人ですが、その後オラドンでの生活はどうなっていくのか・・・。

多分、今回ストーリーが単純明快だったのと同じように続編も特にひねりはない感じのものでしょう。キャラクターの衣装や小物、歌やダンスを楽しみに観て頂ければ間違いないかな!と思うちびぞうなのでした。まる。

 

 


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トム・クルーズがヒーロー化!?映画『ザ・マミー』ネタバレ&感想

そこには“邪悪が眠る”

トム・クルーズ主演の冒険アドベンチャー。原作は1932年の『ミイラ再生』
同映画のリメイクは1959年の『ミイラの幽霊』『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』に続いて三回目。ちびぞうはそのいずれも未鑑賞。

インディ・ジョーンズ的なワクワクドキドキの謎解きアドベンチャーが観られるかもしれないというわずかな期待を込めてレンタルしてみました。

ちなみに、敵の王女役をしているのは『キングスマン』一作目で美麗なラスボス・ガゼルさんを演じていたソフィア・ブテラ!今作でもうっつくしぃーーーーー!!!!

公式サイトはこちら

【映画情報】

【原題】The Mummy
【制作国】アメリカ
【監督】アレックス・カーツマン
【製作】アレックス・カーツマン、クリス・モーガン、ショーン・ダニエル、サラ・ブラッドショー
【製作総指揮】ジェブ・ブロディ、ロベルト・オーチー
【原案】ジョン・スパイツ、アレックス・カーツマン、ジェニー・ルメット
【脚本】デビッド・コープ、クリストファー・マッカリー、ディラン・カスマン
【撮影】ベン・セレシン
【美術】ドミニク・ワトキンス、ジョン・ハットマン
【衣装】ベニー・ローズ
【編集】ポール・ハーシュ、ジーナ・ハーシュ、アンドリュー・モンドシェイン
【音楽】ブライアン・タイラー
【出演([]内は役名)】

  • トム・クルーズ[ニック・モートン]
  • ソフィア・ブテラ[アマネット]
  • アナベル・ウォーリス[ジェニー・ハルジー]
  • ジェイク・ジョンソン[クリス・ヴェイル]
  • コートニー・B・バンス[グリーンウェイ大佐]
  • マーワン・ケンザリ[マリク]
  • ラッセル・クロウ[ヘンリー・ジキル]

【公開日(日本)】2017年7月28日
【上映時間】110分
【配給】東宝東和
【映倫区分】G
【IMDB】5.5/10.0  (およそ118,100人の評価)

【あらすじ】

古代エジプトの王女アマネットは次期女王になる約束を裏切られた怒りから闇に堕ち、生きたまま石棺に封印されてしまう。それから2000年後、中東の戦闘地帯で石棺が発見される。発掘に立ち会った米軍関係者ニックは、考古学者のジェニーらとともに輸送機で石棺をイギリスに運ぼうとするが、その途中でトラブルが発生。ジェニーは脱出したものの、ニックを乗せた輸送機はロンドン郊外に墜落し、石棺が行方不明になってしまう。【引用元:映画.com

【感想】

☆1.5/5.0

こ、これはひどい・・・。

謎解き・冒険要素ぜんぜんない

失われた文明の、隠された墓所を見つけるまでにこう・・・地図を見て推理したり・・・見つけたはいいけどどうやったら中に入れるのか?と推理したり・・・中に入ったら人を寄せ付けないように張り巡らせた殺人罠や仕掛けを必死でかいくぐったり・・・苦労の末、見つけた貴重な墓所でうっかり(ここのうっかりは序盤の苦労があってこそと思う)人類史上最悪の悪魔を蘇らせてしまったり・・・

そういう要素、全くないですよ!!!!!!

まず、地図はあるものの見つけてはいけない墓所を発見するのはミサイルによる爆発だったりして

偶然にも大穴が開いてるじゃん!!!!!

という感じで非常にサクッと見つけます。

そしてそのまま中に入って特に罠なんかもなく、うっかり王女を蘇らせます。ここもサクッと。たくさんの蜘蛛が襲ってきますが別に毒があるわけでもなし

私が観たかった冒険アドベンチャーなんかどこにもないよ!!!!

???な展開

そして失われた王女に何故か気に入られたトム・クルーズ。こいつを邪悪の神・セトを蘇らせるための媒体にいよう!と思い立つ王女。いや、なぜ?イケメンだから?イケメンだからってことでいいですか??

序盤で死んでしまったトムさんの相棒も幽霊?思念体?まるで死んだジェダイ・マスターのように平気で出てきます。正直「こいつなんなの?」感がすごい。
設定が唐突でまるで現実味がない。いや、現実味がないのは冒険ファンタジーだしそうなんだけど・・・ルールがよくわかんないまま登場されても置いてけぼりになるんですよ・・・。

トム・クルーズが王女に気に入られてぼっこぼこにされてても何故か簡単には死なない、というのも不自然だし「いや、生身の人間が敵うわけなくない?」感が拭えない。

と、思ったらラストでトムさん自らセトさんを体内に取り込み、復活の儀を行う!!!いや、なんで?ピンチだから何でもいいからやってみようって発想ですか?何やってんの!!!セトさん復活しちゃうよ!!!!

と、思ったらトムさんなんとセトを取り込み

スーパーヒーローばりの超人能力を手に入れふっかぁあああつ!!!アマネット王女も軽々倒しちゃう!!

え、えぇー?なんでですか?なんでそうなるんですか?トム・クルーズだからですか?トム・クルーズだからってことでいいですか?

いやもう、全体的に「???」ですね。

ヒーローが流行ってるからトムも「俺もああいうのやりたいな」ってなっただけに違いないとちびぞうは思ってます。

ラッセル・クロウはなんだったのか

ジキルとハイドを彷彿とさせるジキル博士。というか、名前も二重人格設定もそのまんまジキルとハイドなジキル博士。彼は一体なんだったのか?

分かりません(笑)

正直、彼がハイド化する辺りはもうこの映画に対する興味が非常に薄れていてあまり覚えていないという・・・・・。

彼はこの物語に必要あったのか?いや、ない。

まとめ

一つしかないパラシュートを女性に譲ったトム・クルーズ。

その女性に「一つしかないパラシュートを譲ってくれた」と感謝され「二つあると思ったんだ」と答えるシーンでクスッとしましたが、面白いのはここだけでした。

予告編でそのシーンを観てクスッとしたんですが、まさか予告編の面白さと本編の面白さが大して変わらないという・・・かなしい。

ぶっちゃけ落ちていく飛行機から助かるというのも、トム・クルーズだからですかね?

 

 

あ、ソフィア・ブテラは美しかったですよ!

 


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画像引用元:映画.com

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現代版人魚姫?アニメ映画『崖の上のポニョ』ネタバレ&感想

ポニョ、そうすけ、すきー!

駿さんはこれで最後の監督作にするとかしないとか色々言っていましたが、結局このあと『風立ちぬ』を撮っていましたね。そして引退したかと思いきや、今後また長編の企画があるとかないとか・・・死ぬまで撮るんでしょうきっと。

小さいころからトトロやラピュタなど観て過ごしてきたちびぞうなので、ジブリ作品はわりと身近な存在であります。でも、特にこれといった感銘を受けることもなく・・・どちらかと言えばディズニー作品の方が好きな子どもでしたね。

大人になってから鑑賞した作品では、『かぐや姫』『コクリコ坂』『思い出のマーニー』などがとってもお気に入りなので、もしかすると宮崎監督とはそんなに相性が良くないのかもしれません。

『千と千尋の神隠し』は別格ですが!!!(むしろこれで引退でも全然よかった)

ポニョはとにかく地雷臭がすごくて観るのを避けていたんですが、たまたま地上波でやっていたのを家族が録画していたので遂に鑑賞。

ジブリさんによる公式サイトはこちら

【映画情報】

【制作国】日本
【監督/原作/脚本】宮崎駿
【プロデューサー】鈴木敏夫
【製作担当】奥田誠治、福山亮一、藤巻直哉
【作画監督】近藤勝也
【美術監督】吉田昇
【色彩設計】保田道世
【映像演出】奥井敦
【編集】瀬山武司
【整音】井上秀司
【音響効果】笠松広司
【音楽】久石譲
【主題歌】林正子 – “海のおかあさん”
【主題歌】藤岡藤巻と大橋のぞみ – “崖の上のポニョ”
【アニメーション制作】スタジオジブリ
【声の出演([]内は役名)】

  • 奈良柚莉愛[ポニョ]
  • 土井洋輝[宗介]
  • 山口智子[リサ]
  • 長嶋一茂[耕一]
  • 天海祐希[グランマンマーレ]
  • 所ジョージ[フジモト]
  • 柊瑠美[婦人]
  • 矢野顕子[ポニョのいもうと達]
  • 吉行和子[トキ]
  • 奈良岡朋子[ヤスエ]
  • 左時枝[カヨ]
  • 羽鳥慎一[アナウンサー]
  • 平岡映美[クミコ]
  • 大橋のぞみ[カレン]

【公開日(日本)】2008年7月19日
【上映時間】101分
【配給】東宝
【IMDB】7.7/10.0  (およそ96,600人の評価)

【あらすじ】

海辺の町で暮らす5歳の少年・宗介は、クラゲに乗って家出した魚の子ども・ポニョに出会う。すぐに仲良くなる彼らだったが、ポニョはかつて人間だった父・フジモトによって海に連れ戻されてしまう。ポニョは父の魔法を盗んで再び宗介のもとを目指すが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.3/5.0

全体的によくわからない

観終わったちびぞうの第一声は・・・「どういうこと?」

いやもう全然わかんなかったです。いや、どういう話なのかは分かる。

ポニョが地上に憧れて、出会った男の子と恋に落ちて、親父に連れ戻され、反発して逃げ出したら「命の水」を解放したことにより魔法の力を得て「世界の破滅」が訪れそうになる。

困った親父とグランマンマーレはポニョを人間にすれば魔法の力が奪われて「世界の破滅」を防げるよーということで、ポニョに「魔法が使えなくなっても人間でいたいか?」と宗介に「ポニョが魚であっても好きでいられるか?」と問いかけをする。=二人の答えがYESなら古い魔法が発動してポニョは人間に、世界の破滅は防げたのであった・・・。

という感じ。

散々、都市伝説として語られていますが、途中で町の人たちが全員死んでポニョと宗介は船で死後の世界に行く、という展開はちびぞう的に「都市伝説でもなんでもなく普通にそう描写されてる」と思えました。そしてその上で

ポニョのせいで沢山の人間が死んでるけどそれはいいの?

というモヤモヤが・・・津波のシーンあたりから、「あーあーあーあー・・・」と思いつつ観ていました。そしてその惨劇については何も解決しないままラストを迎えますよね。

ポニョと宗介がハッピーで世界も救われたやったー!みたいなノリになってますが、「世界の破滅」になるとどうなってしまうのか?という部分がいまいち語られていないので、「救われたやったー!」のノリにもついていけないのです。

説明不足だからよくわからない

この話はとにかく説明不足な部分がすごく多くて、その分色々と考察の余地が出てくるので「意味を探りたい」ジブリファンにとっては非常に面白い作品なのかもしれませんね。

ちびぞうも、この作品を観る前はネットで色々と考察サイトを読んで「なるほど深い!そんな隠された意味が・・・!」とワクワクしていたんですが

正直本編はとても退屈で、考察サイト読んでる方が何倍も楽しかった、という。

とっても深読みしていらっしゃるサイトさんは沢山あってどれも興味深いので、本作を観てよくわからなかった、という方はその辺も見て回ると良いかもしれません。

監督自身が「出会って何かが起きて、山場があって大山場があって、ハッピーエンドという物語のかたちを何度もやっていると腐ってくるそういうものは捨てないといけない」、と語っていらしたようなので

つまりそういうアニメなんですよね。

お決まりのルールに乗らない実験的な作風のアニメですから、エンタメ性も低く、説明もないのでその意図も伝わらないし、一般の方に「つまらない」と思われるリスクも十分に含んだ作品。

正直、もしこれが駿さんの作品でなかったら・・・と思うと、もっと(評価が)悲惨なことになるのでは

ファンタジーと現実の境目があいまいでよくわからない

トトロであれば、例えば「トトロが見えるのは限られた人間(子ども)」だったり、ルールがありますよね。そのルールの上で現実的な描写の部分とファンタジーの部分がはっきり描き分けされていてすごく分かりやすい。

今作は、現実的な世界の描写の中に、突然海の中で暮らす魔法使いの男が出てきたり、ポニョという謎の存在を周りの大人がすんなり受け入れていたりと、「どこからがファンタジーなのかが」わかりにくい。だから、多分現実で起きたであろう津波のことも「本当は起きていないのでは」とか、色々と曖昧で気持ちのふんぎりがつかないままどんどん物語が進み、終わってしまう。

鑑賞者が置いてきぼりになってしまう。

頭を空っぽにもできない

かと言えば、頭をからっぽにして楽しめるかというとそうでもない。意味深すぎるんです、表現が。

スピード感でぐいぐい進んで、大きな山場もオチもハッピーエンドもない物語とするなら、もう少し頭をからっぽにしても楽しめるようにしてくれても良かったかな・・・。

駿さんのこだわりが、ちびぞうには難易度高すぎた・・・。

子どもだからハマる映画か?と言えばそうでもないところが一番痛い・・・。

そんな印象の映画でした。

次は「君たちはどう生きるか」という映画の企画があるようですが・・・どうなるのかな。
同名タイトルの小説から名前を取ったようですが、内容は関係ないのだろうか。漫画が今流行ってますよね。

多分、観るとは思いますが・・・そんなに期待できないなぁ・・・。

 

 

 


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Steamのシュールゲー【PLUG&PLAY(プラグ&プレイ)】ゲーム実況後編/攻略?

こんばんは!ちびぞうです!まさか三記事にまで渡るとは!プラグ&プレイ!

前回(Steamのシュールゲー【PLUG&PLAY(プラグ&プレイ)】ゲーム実況中編/攻略?)の記事ではプラグくんの恋人探しが失敗に終わったところで終わっていましたね(笑)

早速、続きをやっていきたいと思います。

Hug me.

新たなコンセントが出てきたので、今までの二つを外して差していきます!

しかし差しただけでは先に進みません。

片方だけ差して、ボタンを押すと画面が切り替わります。

そういえばフラれてから画面が真っ暗なままですね。

今度は、上からぶら下がってるコンセントを掴んでうまいこと下のやつに繋ぎます。

またこの場面!!!!またこの間のコードを上へ引っ張ると、二人が近づいていきます・・・そして

抱き締め合ったー!!!

意味は分からないけど可愛い。

しかし、彼らをクリックすると上のコードが引っ張られ外れて・・・

がーん・・・

とりあえず右の人の頭を左の人の頭に接続・・・させようとしたら成功!

そこにもう一人歩いてきます・・・

そしてムカデ人間へ

二人の前までくると立ち止まり、場面が変わります。

右からまたコンセントが・・・これも、左側のお尻に接続できるかトライ・・・成功!

がちーん!!

なんでそうなるの?(笑)

いちいち画面が暗転するのに笑ってしまいます(笑)

彼らをクリックすると右の方向に移動し、更にもう一人でてきます。

はい、カチッ

・・・。

更にもう一個!ここからはもう同じことの繰り返しですね(笑)

と、思いきや、また別の展開。ふよふよ漂うプラグたち。

接続成功!!するとまた新たなプラグが!!

この辺りでリスナーさんに「なにこれ?」とコメントして頂きますが

それは私が言いたい。

さっき繋げたやつを一度外して、左から伸びてるやつと繋げ直すと

衝撃の展開が。

む、ムカデ人間だー!!!!!

先頭の人が取れて、最後尾にくっつきました(笑)

また先頭の人をクリックすると、最後尾にくっつく(笑)

そして今度は右側に新しいプラグが出てきたので、右同士で繋ぎます。

ムカデ人間たちは相変わらずの動き(笑)

今度は全部はずして、上は上同士、下は下同士で繋ぎ直します。

すると!!

またも荘厳な歌声と共に指が!!

最初と同じく『ET』しようと思ったんですが、操作が出来ず

掴まれてしまいました・・・

頑張って放してもらおうとぐいぐい引っ張ってみると・・・

と、取れたーッッ!!!!

そしてまた場面転換。

いかにもボタンっぽいやつがあるので押してみます。

暗くなりました。ボタンを押しても何も起こらないので、下のプラグを抜きます。

すると、ムカデ人間からプラグくんが離れてまた走り出し、ドアを開けて入っていきます・・・。

場面が再び変わると

さっき取れた指が再登場。これをカチッとはめます。

なんだか影が十字架にも見えますね~・・・なんてことを言いつつ上のボタンを押すと・・・

ダルン・・・

もう一度ボタンを押すと

はい!!!タイトルバックです!

左上にEND.の文字も出て、無事にクリア―!!!

まとめ

意味?いや分かりません!

オススメしてくれた方が「何か人生を比喩しているような・・・」と言っていましたが確かにそういう哲学な感じもありますね、このゲームは(笑)

具体的にどの場面がどういう意味なんだと聞かれると全く分かりませんが(笑)

 

まさかこんなシュールゲーだとは知らずに始めてしまったので、ちょっと動画にするのに戸惑いがありますが・・・でも見返してみるとそれなりに面白い作品だなと思ったので、そのうちYouTubeにもアップすると思います。

こういった感じでね、海外の珍しいゲームとか、謎解きやホラーゲームもやっていきたいと思いますので、また遊びに来てくれると幸いです(*´∀`*)

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!!

 

 


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Steamのシュールゲー【PLUG&PLAY(プラグ&プレイ)】ゲーム実況中編/攻略?

どうもどうも、ちびぞうです。

前回の記事(Steamのシュールゲー【PLUG&PLAY(プラグ&プレイ)】ゲーム実況前編/攻略?)で、肩パンが終わって再びボタンが登場したところからですねー。

このゲーム、クリアまで20分もかからない割に、文章に起こすと結構な情報量(笑)

ボタンを押す

押します。

肩パンの最初のところに戻ってきます。

倒れたプラグがちょーーーど股間に・・・(笑)最後の1人を突き飛ばしたら、一番右の人が右側へ向かって歩き始めます。

再びボタン。

押します。

明るくなったり暗くなったり明るくなったり・・・押すだけでは特に変わったことはおきません。

!!!

ボタンを上に引っ張ってみたら抜けた!!!

ポイっと左の方へ投げてみると、右からコード付きのプラグが現れたので、今度はそっちを差してみます。

意味は分かってないけどなんとなくの感覚でサクサク進んで?います(笑)

今度は二つ差込口があって上からプラグが垂れ下がってきています。どっちにしようかなー!とりあえず左に。

すると場面が変わってプラグくんが歩いている場面。触ると謎のポーズをして、頭に生えていた端子?が引っ込みます。

だんだん記事を書くのも面倒になってきましたが続けます

もう一個も上から降りてきました。右に差します。

プラグくん謎のポーズ。触ると震えます。

尻から生み出しました。これを画面の外にポイッと投げると、もう一つ同じものを生み出します。

同じようにもう一つも画面の外に投げると、プラグくんもついていきます。

拾って・・・

装着!!

うーん哲学・・・

もう一つ新しいのが来ました!さっき差した二つを抜くと、もう一個追加されます。二つ差します。

ボタンになりました!二つとも押すと、場面が切り替わります。

プラグくんの恋人探し

プラグくんが歩く先にもう一人登場。「Hi.」と話掛けられます。何故かここで「Hello.」と[Good bye.]選択肢が(笑)

「Hello」を選ぶと、また「Hi.」と返されます。再び選択肢。

「Do I know you?」
「Do you know me?」

「Do I know you?」を選ぶと「I don’t know」と返されます。次の選択肢は

「Do you know me?」
「I know you.」

の二つ。上を選ぶと「How could I know?」と返されます。切ない・・・

「I know.」
「I don’t know.」

と出るので僕は知ってるよ!で返します。すると答えは

「No, you don’t.」

何故否定できる・・・。次の選択肢は

「Yes.」
「No.」

イエスを言うとノ―と言われ、再び同じ選択肢が出るのでイエスを連呼!ひたすらノーと返されるので、ノーを選んでみます。

すると、イエスと言って去っていきました。

どういうこと????とりあえず二人は知り合いではないという事?

一人になったプラグくん、今度は左の方へ歩いていきます。新たに出会います。

「I love you.」
「Do you love me?」

の選択肢が出ています。アイラブユーを選ぶと「I don’t think I love you.」と返されます。フラれましたねー。

「Are you sure?」
「I love you.」

本当に?と聞き返す選択肢と再びアイラブユーと畳みかける選択肢(笑)本当に?と聞くと「I think you don’t love me.」と返されます。またも確信気味に否定されてる・・・。

「I know I love you.」
「Hug me.」

上を選ぶと、「I’m not sure.」と返されます。

本格的に「私は今何をしているんだろう」と思い始めてきますが、続けます。

「I do love you.」
「Do you listen to me?」

と出るので、下を選ぶと「I do.」と返されます。

「Surely not.」
「Sure.」

わかったよーと言うと「Yes.」と返されます。

「No.」
「Yes.」

イエスを選ぶとノーと返され、去っていきます。

正しい選択なんかあるのかな?このゲームに。

再び一人になったプラグくん、

三人目の人と出会います。

「I love you.」
「Do you love me?」

また同じ質問・・・!今度は下の質問をしてみると、「I don’t know.」と返されます。すると次の選択肢は

「I love you.」
「I think you love me.」

微妙に違う選択肢が出てますね。アイラブユーを選ぶと「I don’t think I love you.」と返されます。二人目の時と同じですね。

「Are you sure?」
「I love you.」

アイラブユーのごり押しをします。「I think you don’t love me.」と返されました。これも二人目と同じ。

「I know I love you.」
「Hug me.」

二人目の時に選び損ねた、ハグミーを選んでみます!!「I’m not sure.」・・・。

「I do love you.」
「Do you listen to me?」

また同じ質問!もしかして正解を選ぶまで繰り返される・・・?上を選ぶと「I don’t.」とハッキリ断られてしまう(笑)

「It hurts.」
「It hurts.」

「傷付いたよ」という選択肢しかありません!!!(笑)とりあえず選ぶと「I’m leaving」と言って去られてしまいました・・・。

がっくりとうなだれるプラグくん・・・。なんというか切ない。

思った以上に長くなってきてしまったので、再び次回へ続くをしたいと思います。
次こそは完結!!!!!

 

 


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Steamのシュールゲー【PLUG&PLAY(プラグ&プレイ)】ゲーム実況前編/攻略?

どうもこんばんは、こんにちは、ちびぞうです。

前回までニコ生にて、フリーのホラーゲーム『霧雨が降る森』をプレイしておりました。

ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart1-1

そちらを無事、エンディングもコンプリートしまして、今回からまた新たなゲームに手を出して行きたいと思います。

最近よく聞くアレです!

その名もSteam

スティームなのかスチームなのかは知りませんが、海外の「ゲームをネット上で購入してその場で遊べるよ!」というパソコン用の”プラットフォーム”と呼ばれる代物です。

スマホで言えばiPhoneならゲーム専用のAppStoreという感じでしょうかね。(アンドロイドならGoogleプレイストア?よく知りません)

私の好きな実況者さんがSteamのゲームをよく実況されてるので、ついに我慢ならず始めてみました・・・!

探せば無料のゲームもあるようですが、基本は買って遊ぶ・・・というものかな。海外のゲームなので日本語化されていないものも多く、まぁそういうのは適当に和訳してやっていけばいいかな・・・と軽いノリでやっていきます。

PLUG&PLAYをプレイ!

オススメされていたゲームの一つがこちら!

なんだか非常にシュールな気配のするゲームです(笑)

最初はこんな場面から始まります。

コンセントですね。ワンクリックゲーという事で、マウスを動かしクリックするという動きだけでクリアできる仕組みになっていました。

この床に落ちてるっぽいコンセントを拾って差し込むと・・・

はい、タイトルバックでーす。これがオープニングってことですかね。

基本的に意味は分かりませんがスルーしてください。

次に左右から指がゆっくりと現れます。バックには歌唱隊による荘厳な歌が流れています。

この指、頬っておくとすれ違ってしまうので、どちらかの指を掴んで『ET』のように指先同士が触れ合うようにしてください。

はい、次。

世界観についていく暇もなく目まぐるしく場面が変わります。

今度は、首から上がプラグになっている人間が画面右側に向かって疾走しています。

クリックすると右向きから左向きに変わったりします・・・とりあえず彼の右側の空間をクリック・・・すると画面外に走っていって、今度は画面左側から走って登場。

そのまま見えない壁にぶつかって倒れます。

意味は分かりませんが、スル―を()

倒れているプラグくんをクリックしていると、ピクピク動いて立ち上がります。

そのあとまた右に向かって走り始めるので、さっきと同じようにすると、再び画面外に走って行って左側から登場、見えない壁にぶつかって倒れた・・・瞬間に、ドアが開いてもう一人出てきます。

そいつは左へ向かって走り出すので、今度は左側の空間をクリック。画面外へと走って行きます。

はい、場面転換。

プラグが抜けて床に落ちるので、もう一度差し込みます。

すると何やらボタンが。

押します。

プラグくんがむくりと起き上がります。

プラグくんが歩いて行った先には沢山のプラグくんが並んでいます・・・!

私なんでこのゲームの実況してるんだろうという気になってきますが続けます。

プラグくんが手を伸ばすので、左隣の人をクリックしてやると、その人の肩をポン、と叩きます。

それがどんどん連鎖していくので、次々に隣の人をクリックしていきます。

途中で、反対に肩ポンし返してくるやつがいて押し合いになりますが、気にせずクリックを続けましょう(笑)

また左に肩ポンが続いていきます。と、思ったら場面転換。

左の人から出ているコードを掴んで上へ引っ張ると、二人が近寄っていきます。

2人が重なり合うーーーー!というところで肩ポンに戻ります(笑)

ほとんど展開についていけていません。

肩ポンが端まで行くと、一番端っこの人をいきなり突き飛ばします。

端っこの人をクリックしていくと順番に突き飛ばされていきます(笑)

再びボタン登場。

思ったより長くなってしまいそうなので、次回へ続くをしたいと思います(笑)

次回、シュールゲーのエンディング、とは!?

 

 


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か行

待望の新作は成功か失敗か。映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』ネタバレ&感想

”これは終わりではない
始まりの終わりでもない
だが これは始まりの終わりかもしれない”

前作からおよそ二年!!!待ちに待った続編がやってきましたー!!!

もちろん劇場で鑑賞しましたともー!

先に観た友人が「前作は復習してから観た方が良いかも」というありがたいお言葉を下さったので、持ってるブルーレイを見返して準備万端!!で挑みました!

これぞ紳士!映画『キングスマン』感想。新感覚スパイムービー

パンフはこんな感じ!!

見てくださいこの高級感溢れる”黒”・・・!ただの黒じゃありません、マットでベルベットな肌触り、すっごく指紋がつきやすい!!!!

(私が行った劇場ではスタッフさんが紙ナプキンで掴んで袋に入れてくれるという非常に丁寧な接客をして頂けてキレ――――な状態でゲット出来ました・・・素晴らしい気づかいだ・・・)

表面の金の箔押しもオシャレなんですけど、裏面の黒の箔押しもめちゃオシャレ・・・

黒×黒、良いですよね・・・。サイズ感も前作と同じままで、心を引き継いだままパワーアップしてる感じがよい!

しかも40ページもあって税抜き667円は贅沢!!豪華!

【映画情報】

【原題】 Kingsman: The Golden Circle
【制作国】イギリス
【監督】マシュー・ヴォーン
【脚本】マシュー・ヴォーン、ジェーン・ゴールドマン
【原作】マーク・ミラー、デイブ・ギボンズ
【製作】マシュー・ヴォーン、デヴィッド・リード、アダム・ボーリング
【共同製作】ジェーン・ゴールドマン
【製作総指揮】マーク・ミラー、デイブ・ギボンズ、
【撮影監督】ジョージ・リッチモンド
【プロダクション・デザイナー】ダーレン・ギルフォード
【編集】エディ・ハミルトン
【衣装デザイナー】アリアン・フィリップス
【音楽】ヘンリー・ジャックマン&マシュー・マージェソン
【出演([]内は役名)】

  • コリン・ファース[ハリー・ハート(ガラハッド)]

  • ジュリアン・ムーア[ポピー・アダムズ]

  • タロン・エガートン[ゲイリー・”エグジー”・アンウィン(ガラハッド)]

  • マーク・ストロング[マーリン]

  • ハル・ベリー[ジンジャーエール]

  • ペドロ・パスカル[ウィスキー]

  • エドワード・ホルクロフト[チャーリー・ヘスケス]

  • ソフィー・クックソン[ロキシー・モートン(ランスロット)]

  • エルトン・ジョン[本人役]

  • チャニング・テイタム[テキーラ]

  • ジェフ・ブリッジス[シャンパン]

  • ハンナ・アルストロム[ティルデ王女]

【公開日(日本)】2018年1月5日
【上映時間】140分
【配給】20世紀フォックス
【映倫区分】PG12
【前作】これぞ紳士!映画『キングスマン』感想。新感覚スパイムービー
【IMDB】6.9/10.0  (およそ131,000人の評価)

【あらすじ】

イギリスのスパイ機関キングスマンの拠点が、謎の組織ゴールデン・サークルの攻撃を受けて壊滅した。残されたのは、一流エージェントに成長したエグジーと教官兼メカ担当のマーリンのみ。2人は同盟関係にあるアメリカのスパイ機関ステイツマンに協力を求めるが、彼らは英国文化に強い影響を受けたキングスマンとは正反対の、コテコテにアメリカンなチームで……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレも大いにある!)】

若干、巻き込み事故っぽい感じで『ヘイトフルエイト』のネタバレにも触れています(笑)

☆3.8/5.0

前作の評価が4.6だったことを考えると・・・やっぱり1は超えられない!!という結論ですかね!

大好きな映画の続編という事で非常に複雑な心境になりつつ、いまいち感想がまとまらないので、思い出せる限り、ストーリーの流れに沿って順にツッコミを入れて行こうと思います!

まず最初に、今回の悪役ポピーさんの手によって一瞬でキングスマン組織が壊滅!!!
え、えぇ~・・・

というか、新アーサーの位置にいた俳優さんがハリポタのダンブルドアだったので、めちゃくちゃ興奮していたんです・・・そしたら「こりゃヤバ」と言い残して即死。

なーんてこったい。出番そんだけかい。

組織を壊滅させたきっかけを作ったのは、1でキングスマン候補生だったというチャーリー。

いつの間に裏切ってたの?というかキングスマン本部の力ってわりとショボくない?

丁寧にこいつが誰かという説明をしてくれるので安心して観れますが、完全に1からの地続きです。

そしてエグジーさん!!!なんと前作のオチ担当だったティルデ王女と付き合っちゃってる!!!

え、王女は完全にあのシーンだけの人だと思ってたよ・・・

この人が誰かということは1を観ていないと完全に分からないでしょう。地続きです。1を観てからの鑑賞をオススメします。

そして、たった二人になってしまったキングスマン。マーリンに「この最後の作戦が終わった時には泣いていい」とカッコいいこと言われて泣くのを我慢したエグジーでしたが、その直後のシーンでマーリンが酔いつぶれて号泣しているのは可愛かった(笑)

めちゃくちゃ泣いちゃってるじゃん!!

ここらへんで、かなりコメディ要素も強くなってる感じがしましたね~。

前作ではサミュエル・L・ジャクソン扮するヴァレンタインが「地球はこのままでは滅びてしまう、害悪になっている人間どもを駆逐しよう!」と全世界の人間を暴走させ殺し合わせるという計画をやっていました。
今作の敵はジュリアン・ムーア!!!扮するポピーさん!!ポピーさんは世界で一番の麻薬組織「ゴールデン・サークル」のボスで、彼女は自分が誰よりも成功しているのに誰にも認めてもらえないことを不満に思い自分が世界に流した麻薬に毒を混入し「麻薬中毒者を人質にとったわ!彼らの命が惜しかったら、麻薬を合法化しなさい!」とアメリカ大統領に交渉を持ち掛けます。

この、悪役の言ってることに地味に理屈が通ってる感があるところがキングスマンの面白さであるというか・・・麻薬は悪なのか?麻薬使用者は悪なのか?と考えさせてくる内容がお見事。監督も「悪役に魅力がある映画は面白い」と言っていて、悪役の行動原理に若干の共感を覚える仕組みになっているのが上手い。

そして、ジュリアン・ムーアの無邪気なまでの残酷さ、サイコパス感が設定に上乗せされて非常に魅力的な悪役になっていると思います!本当に美しい!ひれ伏すしかない!でも人肉ハンバーガーは食べたくない!!

悪役の紹介も済むと次は、新メンバーの登場と旧メンバーの復活です。

キングスマンにはアメリカのケンタッキー州に同盟組織があって、それが「ステイツマン」という酒蔵の下に基地を持ったカウボーイ集団(笑)

なんというか、ここらへんのダサさ加減がなんとも言えない・・・メンバーのコードネームがお酒の名前なんですけど、ジンジャーエールだとかテキーラ、シャンパンって・・・ランスロットやアーサー、ガラハッドなど円卓の騎士から取ってるイギリス側とはノリとテンションが明らかに違うような・・・(笑)

しかも彼らが持ってる戦闘ガジェットもいまいちよくわからない(笑)

地雷探査機がバット、手りゅう弾がボールって。

傘やボールペン、靴など、日常生活に紛れ込みやすいアイテムが武器になっているキングスマンのガジェットとは違って

あまり実用性が感じられないものばかり(笑)

投げ縄に電気を通すと人体も切断できるような殺りく兵器になっちゃうし・・・ギャグに振り切ってるよなぁ・・・。

ケンタッキーと言えば、ハリーが前作で教会の戦闘シーンをやったあと殺されてしまった場所。ステイツマンに合流してみると・・・そこには前作の直後、ステイツマンによって助けられ保護されたハリーの姿があった・・・!しかし、彼はケガの後遺症で記憶を失くしている!!!

いや、待ってよヘッドショットで死んだのに生き返っちゃうとかマジ?

正直、ここはちょっと受け付けられない事実ですね・・・。ハリーの復活は本当に嬉しいし、記憶が戻る場面なんかは涙がウルッと来てしまいましたが・・・。

もう何でもアリじゃん!!というかそんなこと言ったら序盤で死んだキングスマンの仲間もロキシーも、また平気な顔で復活するかもしれないし、さらに言えば後半でどう考えても不要な特攻を見せてくれたマーリンも平気な顔で復活するかもしれないですよね!!(あの場面、別に地雷踏み続けて大人しくしてたら二人がなんとかしてくれたでしょと思うのは私だけですか)

ということは、いくら感動的な最期を彩られたところで心から感動するなんて難しいんですよ!!!

ということにね~・・・なるよね~・・・

それと、ハリー復活に関しては複雑なモヤモヤがありまして。

それは、前作を見ていた時に思ったんですけども、ハリーが教会で殺した人たちって、一般人だったんですよ。ヴァレンタインの配ったSIMカードの影響によって、制御できない状態になっていたとはいえ、彼は正義の元で戦うヒーローなわけですから・・・一般人を殺すのはちびぞう的に悲しい場面でもありました。いや、長回しのアクションは最高にカッコよかったんですけどね。

そのモヤモヤも、ハリーが死を以て償ったというストーリー(私はそう感じた)があったからこそ、落ち着いたというか。だから、復活は嬉しいけど、例えば後遺症で戦えなくなってしまう部分は今後も残るとか、そういう設定が欲しかったな。本当に複雑な気持ち。しかも復活した理由が「銃で撃たれた脳の損傷すらも直してしまえる謎のテープと液体」だからなぁ・・・。ぶっちゃけ片目だって治せたっしょ?キャラデザの為に脚本書きすぎ!

どなたかも書いてらっしゃいましたが、ヴァレンタインがハリーを撃つ時に「古いスパイ映画ならあり得ない方法で助かったりするが、これは映画ではない」って言ってるんですよ。くっそカッコいい台詞じゃないすか。

そんなセリフもなかったことにしてる続編ですけどね!!!!
これは映画だからなんでもありなんすよ!!!って言ってるもんだこりゃ

ストーリーの流れから脱線しました。

えー・・・ポピーに全世界の麻薬使用者を人質に取られた大統領ですが、彼は「ポピーに従うフリして放置すれば、麻薬使用のクズも麻薬組織も一緒に潰せるZE★」とクズ仕様の大統領でした。ここでもまた、「麻薬使用者にも善人はいます!子どもや、興味本位で手を出してしまった人はどうなるんですか!?」という言葉が考えさせられるポイントですね。

ポピーのウイルスに感染した人たちが政府の手によって球場なんかに集められるんですけど、一人一人が檻に入れられて積み上げられている状況を俯瞰で見ると「まるでアメリカの大都市」そのものなんですよ。ここも風刺が効いているというかなんというか・・・お上手な演出。

でもぶっちゃけそんだけの量の檻とか用意するための費用が無駄そう・・・

まぁ、なんだかんだで全部エグジーといつの間にか蝶々の呪いから解放されたハリーが敵を倒して解決してくれるわけなんですけどね!

個人的にエグジーが彼女のことで頭いっぱいで、彼女がピンチだと知って本気で仕事に取り組む姿勢になったのが「私情に走りすぎ感」があって微妙だったなぁ。
敵も彼女の存在で基地がバレちゃったりとか、裏切り者ウイスキーの裏切り理由も元カノの死が原因だったりと・・・みなさん恋愛に振り回されまくっています(笑)

 

かと言えばハリーは童貞独り身で死ぬのは寂しいんだよ・・・と捨て身の暴露で脚本のフォローしてる!!!ほんとうたいへんだ!

 

エグジーの対チャーリー戦については、ボーリング場の壁をぶち抜けるほどの力を持ったスーパーアームを手加減して使っているようにしか見えなかったですね・・・(笑)
いくら防弾仕様のスーツでも、死んじゃう死んじゃう!!

あと、アームで掴まれて地面に何度も叩きつけられているエグジーの姿を見ていたら

2017年の年越しに見た”ガキ使”で天井に叩きつけられる劇団ひとりの姿が浮かんだのは私だけですか?
やっぱりアレはやりすぎだよなぁ・・・背骨折れちゃうよ。

こういうアクション映画では、人間の体は衝撃耐性に優れているのが常識っぽいので、何も言えませんけどね。

エルトン・ジョンは大御所ミュージシャンとは思えないくらいの出番の多さと活躍で最高だったし(特に犬とハリーの間に挟まるあたり)、チャニング・テイタムは『ヘイトフルエイト』を思い出させるくらい「いるのにいない」状態だったしで

全編通してツッコミどころ満載のギャグアクションムービーになっていました(笑)

ウイスキーさんのアクションは投げ縄よりもファニングショットとかのガンプレイをもっともっと観たかったです!!!!!

まったくまとまりのない感想ですし他にももっと色々思ったことがありましたが忘れてしまったので終わり!

続編やスピンオフの予定もあるみたいですが若干不安になっています。

やっぱりキングスマンは一作目が最高!!!!!

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』最後のエンディング/攻略・レポPart-Last

どうもこんばんは、こんにちは!ちびぞうでーーーーす。

前回の記事(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収④/攻略・レポPart6‐Last)から年を跨いでしまいましたが・・・。ようやく!全てのエンディングをコンプリートすることができました!!!

前回の放送の最後でヒントを下さった方、本当にありがとうございました・・・

では早速行きましょう!

最後の分岐ポイント

須賀さんが子どもたちの霊をアレする直前のセーブから始めます。

白い子どもの霊に、「夜光石の宝玉を取りに行くと、大切な人を守れるよ!」とヒントをもらった直後ですね。

そう!最後の分岐は前回の記事で書いた通り、

  • 白い子どもと「ことりおばけを」再会させる時に、宝玉を持っているかどうか

ここがポイントでした!!

ベストエンディングを回収した時は宝玉を持っていたので、最後のエンディングは持っていない状態で行きたいと思います!

このあと、上記のポイントへ向かうところまでは過去に書いた流れのままなのでスキップスキップ。

エンディングまでの流れ

宝玉を持たずに「ひしめくような無数の声」の奥に進みます。

シオリちゃんの最後の思い出を観る。

シオリちゃんと須賀さんの再会のシーンを見る。

二人で人工洞窟へ向かう。

図書室の机のはりついた本から鍵を入手する。

一旦外に出て鍵を使い上の部屋に入る。

白い子どもの霊を解放する。

白い子どもと「ことりおばけ」が再会する。

エンディングへ!

エンディング3の始まり

ここからネタバレ注意です!!!

こちらの記事(ニコ生『霧雨が降る森』エンディング回収④/攻略・レポPart6‐3)で白い子どもと再会し浄化された「ことりおばけ」。そこへ今まで「ことりおばけ」が殺してきた子どもたちの霊が襲ってくる場面。ここから分岐します。

何度見ても切ないですよね。

宝玉がないので、襲ってくる霊たちを退けることが出来ません!!

―― にげて

―― おかあさん おかあさん おかあさん もう だめ だめ だめ だめ

―― だから、にげて にげて!

―― きみたちは はやく ここからにげて!

シオリ「・・・そんな・・・、でも・・・!」

―― にげて じゃないと つぎは 君が

どうすることも出来ないと判断したのか須賀さんがシオリちゃんを連れて図書室へと逃げます。

シオリ「・・・っ、どうして・・・っ」

―― ドコニ 行クノ?

―― 君 ハ 僕 タチ ト 一緒 ニ ナルノニ

―― 僕タチ ノ オ 姉 チャン

シオリ「・・・声がする・・・子供たちが私を呼んでる・・・」

ドアの向こうでは扉を開けようとする音やら(おそらく「ことりおばけ」の?)悲鳴が聞こえてきます。

―― 怖イ コワイ コワイ コワイ!

―― オマエ ガ イナケレバ ヨカッタ ! オマエ ガ コワイ コワイ コワイ !

―― オマエ ガ ジャマ ダ ! 渡セ 渡セ 渡セ 渡セ!

絶体絶命ーーーー!と思ったところで、望月巡査の登場です!

――おい!誰かいるのか!?

シオリ「・・・!この声は、望月巡査!須賀君!行こう!」

ここで一瞬二人を操作できますが、多分もうここから分岐とかはないでしょう・・・素直に左側の階段の方へ向かいます。

――天井の出口が開かれている。

シオリ「ここです!ここにいます!」

佐久間「お姉さん!?やっぱりここだったんだ!望月巡査、早く・・・!早く二人を上に!」

望月「おお!わかった!お前たち、大丈夫か!?」

シオリ「・・・はい!」

佐久間「望月巡査、早く・・・!早くしないと、お姉ちゃんが危ない!」

望月「よし!今、登るものを持ってきてやるからな!」

~エピローグ~

特に上がってからの会話もないままエピローグに突入。

――私たちは無事に森から脱出することができた。

しかし、あれからどれだけたっても、私の耳にあの子ども達の声が響き続けた。「ことりおばけ」とは違う、無垢で残酷な声が私の耳を、心を、追いかけてくる。

そんな中、佐久間ちゃんが言った。

「――今度は、子ども達がお姉さんを呼んでいるの。お姉さんが”欲しい”って。森の奥からずっと、呼んでいる・・・。・・・でも、子ども達は管理人を怖がっているから だから、森からは出てこれない」

真っ青な顔をしてそう言う佐久間ちゃんを見るとそれが嘘だとは思えなかった。

そして、今回の件についての事情聴取が終わった頃。私は、須賀くんと新たな『約束』を交わした。

――”もう、二度とこの村に近寄らない”

そんな、新しい『約束』。

――あの人は、子ども達の霊を外に出さない為にこれから先、ずっとあの資料館に居るのだという。

だから、私は近寄ってはいけないのだと。

いくら私が「だめだ、嫌だ」と言っても、須賀くんは聞いてくれなかった。

『今までと、何も変わらないから大丈夫』

彼は、メモにそれだけ書いて私に渡すと もう・・・何も答えてくれなかった。

――どうしようもない、息苦しさを覚えたまま・・・私は家路についた。

この村の記憶も、あの森での出来事も 須賀くんのことも・・・決して忘れることはない。いくら懐かしんでも、悔やんでも。

もう、二度と、私があの村を訪れることはない。あの資料館でたった一人のこされた彼がせめて穏やかに、過ごせることを

――願うしか、私にはできないのだ。

はい!!!お疲れさまでした!!!!

ED3『約束の番人』、回収です!

そしてこれをもって全てのエンディングを回収となります!!!

まとめ

霧雨の実況も今回でおしまいとなります。長々とお付き合いいただきありがとうございました。

このゲームは謎解きはさほど難しくなく、ストーリーが非常に良いゲームでしたね。「ベストエンディングが一番いい!」というわけでもなく、全てをコンプしてみて、それぞれがお気に入りのエンディングを見つける、という事が出来るゲームだと思います。

ちなみにちびぞうのお気に入りエンドは

『エンド2 消えた約束』

ですかね。二人で戻ったけれども、須賀さんの手によってシオリちゃんの記憶が消されてしまうと言う・・・個人的に一番切ないエンディングでした・・・。

さて!次回からはフリーゲームの域を出て「Steam」のゲームをやっていきたいと思います!

お暇な方はぜひ放送にも一度遊びに来てくださいましー!(*’ω’*)

 

 


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