投稿者: ちびぞう

新作に向けて復習しよう!映画『ブレードランナー(1982)』ネタバレ&感想

地球に戻ったレプリカントを処分するために―――
ブレードランナー特捜班が創立された。

画像引用元:映画.com

本作は過去に鑑賞済みだったんですが、もはや内容がうろ覚え。

ハリソン・フォードが同一キャラクターを演じるという新作に、ライアン・ゴズリングが出ると聞いて「これは復習せねば!!」となりましたね~。ちなみに観たのはファイナルカットじゃない方のやつです。

いやはや、まさか30年越しに新作が観れるなんて、ファンは嬉しいんだろうな~

前回鑑賞した際のコメントも残っていたので載せたいと思います(*’ω’*)

【映画情報】

【原題】Blade Runner
【制作国】アメリカ
【監督】リドリー・スコット
【脚本】ハンプトン・ファンチャー、デヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
【原作】 フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
【製作】マイケル・ディーリー
【製作総指揮】ハンプトン・ファンチャー、ブライアン・ケリー
【編集】テリー・ローリングス
【音楽】バンゲリス
【デザイン】シド・ミード
【出演([]内は役名)】

  • ハリソン・フォード[リック・デッカード]
  • ルトガー・ハウアー[ロイ・バティー]
  • ショーン・ヤング[レイチェル]
  • エドワード・ジェームズ・オルモス[ガフ]
  • ダリル・ハンナ[プリス]
  • ブライアン・ジェームズ[リオン・コワルスキー]
  • ジョアンナ・キャシディ[ゾーラ]
  • M・エメット・ウォルシュ[ブライアント]
  • ウィリアム・サンダーソン[J・F・セバスチャン]
  • ジョー・ターケル[エルドン・タイレル]
  • ジェームズ・ホン[ハンニバル・チュウ(眼球製作者)]
  • モーガン・ポール[ホールデン]

【公開日(日本)】1982年7月10日
【上映時間】116分
【配給】ワーナー・ブラザース
【次作】ブレード・ランナー2049
【IMDB】8.2/10.0  (およそ544,300人の評価)

【あらすじ】

2019年、惑星移住が可能になった未来。レプリカントと呼ばれる人造人間が謀反を起こし、地球に侵入。レプリカント専門の捜査官“ブレードランナー”のデッカードは追跡を開始する。一方、彼は製造元のタイレル社でレイチェルというレプリカントに会い、心を通わせていくが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.6/5.0

2015年(2年前に観た時)の感想

初めて!
ハリソン・フォードをカッコいいと思いました!!

こういう、ロボットにも人間の感情のようなものが芽生える系の話は割と好き。
ラストのロイの選択は、ロボットが人間をも超えるということを示唆しているように感じられて、切なくて感動する反面…怖くもある。この映画が作られた当時はAIが自我を持つということはSFの中だけのお話だったかもしれないけども、今は決して夢物語ではないもんね。
それにしても、この映画に出てくる独特な世界観はベイマックスの”サンフランソーキョー”に影響を与えてそう。

空飛ぶ車だけだね〜
なかなか現実にならないのは。

再鑑賞後の感想

うーん音楽と演技、独特の間がハードボイルド!

芸術的でハイセンスな衣装と背景!そして和洋折衷な不思議な世界観!

1980年代の最新テクノロジーがまさにここに!!!

しかし2年経ったらうろ覚えになってしまうという残念な映画!というよりは、私とは最終的に合わなかったという事なんでしょうね。

レプリカントという存在の人間性を描く作品なのですが、意外にも恋愛色が強いんですよね。そして、なぜかそういうストーリーだという事に気付くのにだいぶ時間がかかるという・・・。

この独特の間や演出傾向は、結構人を選ぶなぁ。と思います。

よだん。

それにしても、以前”攻殻のハリウッド実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』アニメ版との比較と感想”という記事を書いたときに、ゴーストインザシェルについて調べていたら驚く程多くの人が「ブレードランナーまんま」と書いていたんです。

GICを観たときは今作の事をすっかり忘れていたのですが、見返してみると、本当にまんまでしたね・・・。街並みといい。内容も。

ラストのアンドロイドに恋して逃避行をする、なんて展開も攻殻のアニメ版に全く同じような話がありましたもんね・・・。

でも仕方ないんです。攻殻機動隊も、ブレードランナーの原作である「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の影響を受けていますから。

ブレードランナーの新作ももう観て来ましたが、あれを観て「攻殻じゃん!」と言う人がいそうで(笑)ややこしい!

どちらも同じように見えますが、アンドロイドは人間のように心を持つのか?その魂の在りかは?という点を元人間であり現アンドロイドになってしまった少佐視点と、人間だがレプリカント(アンドロイド)を殺す仕事をしているデッカード視点で描いている全く別の作品。当然ですけどね。

あっ、似てるな!と思う方はぜひぜひ両方の作品を見返していただきたい!

そして両方の作品の味をそれぞれ楽しんで頂きたい!

 

 

 


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トム・クルーズが麻薬の運び屋に!映画『バリー・シール/アメリカをはめた男』ネタバレ&感想

THE SKY IS NEVER THE LIMIT

トム・クルーズの映画は、ただただカッコいい正統派なアクション映画、というものよりも、悪党だったり悪役だったりする方が好き。

個人的に彼の演技力が一番輝いているのは1994年の『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』だと思いますね。死体とダンスしながら笑うトムの、奇妙で耽美な演技が堪能できます!

それから2004年の『コラテラル』もお気に入り。殺し屋のトムの演技が素敵で、この作品は映画としても凄く面白い!音楽も良い。

そんなトムのアンチヒーロー的な姿が好きな私は、この映画も予告編ですっかり気に入ってしまった。逮捕されても無実で解放される麻薬・武器の運び屋なんて最強じゃん!!

パンフはこんな感じ。

横長デザイン、表紙はトムの顔だけ写真で他はイラストというお洒落な感じ。中も、クリーム色の紙に2色刷りがしてあってオシャレです。38Pで税抜き667円。

写真多め、実在したバリー・シールの人生をどんな風に脚色したか、劇中でバリーが移動していた国の空路地図なんかもイラスト付きで載っていてなかなか興味深い。

【映画情報】

【原題】American Made
【制作国】アメリカ
【監督】ダグ・リーマン
【脚本】ゲイリー・スピネッリ
【製作】ブライアン・グレイザー、ブライアン・オリバー、ダグ・ディヴィソン、キム・ロス、レイ・アンジェリク、タイラー・トンプソン
【製作総指揮】マイケル・プランク、ジョニー・リン、ゲイリー・スピネッリ、エリック・グリーンフェルド、パリス・カシドコスタス・ラティス、テリー・ドゥーガス、ブラント・アンダーセン、マイケル・フィンリー、マイケル・ベイシック、レイ・チェン、マルコス・テレシア、ジョシュア・スクラ
【撮影監督】セザール・シャローン
【プロダクション・デザイン】ダン・ヴェイル
【編集】アンドリュー・モンドシェイン
【衣装デザイン】ジェニー・ゲーリング
【音楽】クリストフ・ベック
【出演([]内は役名)】

  • トム・クルーズ[バリー・シール]
  • ドーナル・グリーソン[モンティ・”シェイファー”]
  • サラ・ライト・オルセン[ルーシー・シール]
  • ジェシー・プレモンス[ダウニング保安官]
  • ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ[JB]
  • ローラ・カーク[ジュディ・ダウニング]
  • ジェイマ・メイズ[デイナ・シボタ]
  • アレハンドロ・エッダ[ホルヘ・オチョア]
  • ベニート・マルティネス[ジェームズ・ランジェル]
  • E・ロジャー・ミッチェル[クレイグ・マッコール捜査官]

【公開日(日本)】2017年10月21日
【上映時間】115分
【映倫区分】G
【配給】東宝東和
【IMDB】7.2/10.0  (およそ34000人の評価)

【あらすじ】

敏腕パイロットとして民間航空会社に勤務するバリー・シールのもとに、ある日CIAのエージェントがやってくる。CIAのスカウトを受けたバリーは、偵察機のパイロットとしてCIAの極秘作戦に参加。作戦の過程で伝説的な麻薬王パブロ・エスコバルらと接触し、バリーは麻薬の運び屋としても天才的な才能を開花させる。エージェントとしてホワイトハウスやCIAの命令に従いながら、同時に違法な麻薬密輸ビジネスで数十億円の荒稼ぎをする破天荒な動きをするバリー。そんな彼にとんでもない危険が迫っていた……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.2/5.0

アメリカをはめた男、という副題が物議をかもしているようですね~。最終的には国の命令で麻薬王をハメようとして、「やつが裏切った!」と命を狙われる事になってしまう。助けを求めようとしてもCIAのシェイファーはとんずら・・・尻尾切りされる!その結果、彼はいつ殺されるかとビクつきながらの孤独な逃亡生活を余儀なくされ・・・という流れに

はめたんじゃなくて、はめられてるじゃん!

というツッコミを入れている人がほとんどでした(笑)

現実にいた人を元ネタにしている半伝記映画的な側面があるので、痛快!エンタメ!とはちょっと違った作品になっているんですよね。そこは予告編とちょっと違うって印象だったかな。

 

それでも私は、十分見応えあって面白かったと思いましたけどね!

元々はCIAの依頼で紛争地帯を低空飛行をして写真を撮る仕事だったのに、その腕を見初められて麻薬を運ぶことになったり、武器を運ぶことになったり。稼いだ金をマネーロンダリングする暇もないくらい忙しく、いくつも銀行を建てては預け建てては預け、それでもしまいきれないお金を庭に埋めたりガレージにしまったり。

沢山お金があっても悪いことして稼いでいたら決して幸せにはなれないんだという皮肉も込められていた気がした。

ただ、家族がなぁ・・・奥さんが異変に気付いて彼を止められなかったのかなぁと。バリー・シールという男は家族のためにはなんでもできる!ってくらい家族を愛していた男だったってパンフに書いてあったけど、奥さん側からの愛があんまり感じられなかったんですよね。

金さえあれば突然の(それこそ夜逃げのような)引っ越しでもいいのか!旦那の様子がおかしいことになぜ気付けないんだ!巻き込まれた子どもたちが可哀そうって感じでした。

どこまでが肉付けされたフィクション部分なのか分からないので、これは実際の奥さんに対する感想になってしまうのかもしれませんけどね(笑)

まとめ

トムの演技はなかなか良かった。やっぱり正統派イケメンの役よりも、ちょっと癖があるというか悪役の方が好感が持てる!

たまたま、ハリポタ(ロンのお兄ちゃん)やアバウトタイムなどに出演していたドーナル・グリーソンが見れてラッキーだったし、他の役者さんではバリーの奥さんの”駄目な弟役”のケイレブさんも良い感じだった。ああいう人がそばにいると不安になる気持ちわかる・・・(笑)今後の活躍に期待(*’ω’*)

 

アメリカのCIAはこんな工作をしているんだ世界って恐ろしい、という部分でもなかなか興味深かったし面白かったなぁ。

ただ、エンタメ的な画面の面白さなどはそんなにないので、劇場で観なくても十分かなぁ・・・といった感じ。気になる方はぜひDVDでどうぞ!

 

 


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瑛太×ガッキーの卓球ラブコメ!映画『ミックス。』ネタバレもある感想

偶然の出会い(“ミックス”)が、わたしの人生を変えた……。

なんとも楽しそうなCMが印象的な今作!!

予告編でも使われているSHISHAMOの『サボテン』がすごく可愛らしい楽曲ですね(*’ω’*)

劇場で観る予定はなかったんですが、母が観たい!と言うので行ってきました~。

脚本がリーガルハイの方だという事で、期待も高まります!

パンフはこんな感じ!

写真でも分かる!キラキラ加工が可愛いです~。34Pで税抜き667はまぁまぁ普通。中は、分かりやすい人物相関図や、ポップなデザインのあらすじが載っていました!それ以外にも、卓球のちょっとした豆知識(ラケットの種類や握り方、プレイスタイルなど)が載っていて面白い!ちょっぴり興味が湧いてきます!

裏表紙。

足首の包帯を結び直してあげるシーンですね~。その人だけが出来ることを使った、ちょっとした優しさが見えるシーン。良いです。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】石川淳一
【脚本】古沢良太
【製作】石原隆、市川南
【プロデューサー】成河広明、梶本圭、古郡真也
【撮影】佐光 郎
【照明】加瀬弘行
【録音】高須賀健吾
【編集】河村信二
【VFX】山本雅之
【VFXプロデューサー】赤羽智史
【音楽】末廣健一郎
【出演([]内は役名)】

  • 新垣結衣[富田多満子]
  • 瑛太[萩原久]
  • 広末涼子[吉岡弥生]
  • 瀬戸康史[江島晃彦]
  • 永野芽郁[小笠原愛莉]
  • 佐野勇斗[佐々木優馬]
  • 蒼井優[楊]
  • 森崎博之[張]
  • 久間田琳加[佐野しおり]
  • 山口紗弥加[佐野聖子]
  • 真木よう子[富田華子]
  • 斎藤司(トレンディエンジェル)[萩原の上司・石原]
  • 鈴木福[後藤田タケル]
  • 谷花音[日高菜々美]
  • 中村アン[佐藤風香]
  • 吉田鋼太郎[山下誠一郎]
  • 生瀬勝久[ジェーン・エスメラルダ]
  • 田中美佐子[落合美佳]
  • 遠藤憲一[落合元信]
  • 小日向文世[富田達郎]

【公開日(日本)】2017年10月21日
【上映時間】119分
【映倫区分】G
【配給】東宝
【IMDB】6.5/10.0  (およそ20人の評価)

【あらすじ】

。幼い頃、卓球クラブを経営していた母のスパルタ教育により、天才卓球少女として将来を期待された多満子だったが、母の死後は普通の人生を歩んでいた。ある時、恋人を会社の新人社員に寝取られたことをきっかけに、逃げるように田舎に戻った多満子は、いまや赤字経営に転落した卓球クラブを立て直すことになる。そのために全日本卓球選手権の男女混合ダブルス(ミックス)部門への出場を目指すことになった多満子は、クラブに通う落ちぶれた元プロボクサーの萩原とコンビを組むのだが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.1/5.0

うーん、爽やか!!!

嫌味のないスポ根ラブコメ!

脚本が良い!

瑛太とガッキーの恋愛模様はささやかで、控えめで、さらっとしたキスシーンもなくても良いくらいでしたね・・・。

というか、キャスト陣が端から端まで有名ぞろいで、「次は誰が出てくるんだろう!」というワクワク感もあってね。観ていて楽しい。v

監督がポップな演出にしたい、とパンフに書いていた通り、非常にポップでハートフルな物語でした。

主演のガッキーと瑛太のストーリーだけでなく、彼らの通う卓球クラブのメンバーそれぞれにもドラマがあって、二人の主軸のドラマに沿いつつも、彼らは彼らなりの終着点にしっかりと到達している。群像劇としての一面もあって、構成がすごくお上手だな、と思いました。

卓球の描かれ方

卓球は小学5年の時にクラブでやった程度しか関わったことはありませんが、わりと好きなスポーツではあります。のわりに知らないことだらけで、たくさんのプレースタイルがあり、色んなラケットがあり、その持ち方にも種類がある。

その卓球というスポーツを通して「人生には色んな形があり、どういう風に生きるかはその人それぞれである」というメッセージ性に話を上手いことかぶしてきているのかな、と・・・!

 

ラストは僅差で負けちゃうっていうのは予想出来る展開ではありますが、「相手がミスするギリギリのライン」で負かされる感じが上手。勝負には負けてるけど、実力では勝ってる感じというのがするので、不思議と悔しさより「せいせいした!」という気持ちが勝ります。

地味にCGがすごい

卓球のシーンは迫力があって、本当にガッキーと瑛太が強そうに見えます(笑)

が、実はボールの運びはCGでやってるそう。すごい!本当に試合しているように見える(笑)

試合の相手には本物の卓球選手が出てきたりしているみたいなので、卓球ファンにはたまらない作品かもしれませんね!

ガッキーはガッキー

リーガルハイにしても、逃げ恥にしても、今作にしても「ガッキーはガッキーだなぁ・・・」という感じですね。演じ分けもう少ししてほしいな!というわがまま!可愛さは抜群なんですけどね!!

しかし毎度どうして似たような髪型なんだろうー。

別の髪型にすると「桐谷美玲に似てる」と言われてしまうので、ガッキーブランドを大事にしているのかな?と思いますね。

まとめ

リーガルハイ好きなので、脚本家の好みもあるとは思いますが、クスッと笑えてジーンと胸温かくなり、ちょっぴりキュンできる、楽しい映画でした!

家族みんなでというよりは、友達、もしくは恋人と観るのがオススメですかね!

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐Last

こんばんは!ちびぞうです。今回も見て頂きありがとうございます!

今回でこのPart3もラストの記事になるかと思います。どうぞ最後までお付き合いくださいませ~(*’ω’*)

前回の(ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐5)から続いています!

シオリちゃんはどこへ?

シオリちゃんが目が覚めると、四つの光の柱?のようなものがある真っ暗な場所に出ました。

・・・うぅ・・・こ、ここは?みんなは?私、どうして・・・

調べられるのは、下の結晶みたいなものだけですね。

そこには光輝く石があり、調べるとシオリちゃんの過去の回想?が始まります。

回想シーンを見る

ここは、資料館になる前の屋敷の様子でしょうか。小さいころのシオリちゃん?と思われる女の子と、大人の影(母親?)が見えます。

女の子を動かせるので、母親と思わしき影に話しかけてみます。

【お母さん】――あら、シオリ。どうしたの?今日は、あの男の子が遊びに来る日でしょ?さては、楽しみで落ち着かないんでしょ。・・・ふふ、村で一番の仲良しだものね。あ、でも、無茶はしちゃだめよ。あなたはとってもお転婆さんなんだから。あの子は大人しい子なんだから、乱暴なことして泣かしちゃだめよ!それと、森には決してはいっちゃいけませんからね?

ドアをノック?する音が聞こえてきます。

【お母さん】来たみたいよ。さ、遊んでらしゃい。

外に出ると、男の子の影がいます。

シオリ「**くん、今日は何してあそぶ?たたかいゴッコする?」

**「・・・」

シオリ「・・・やっぱりお花つみにする?」

**「♪」

シオリ「でも、そのあと、たたかいゴッコだからね!」

【男の子】・・・うん。しぃちゃん。

ここまで見ると、一旦回想シーンは終わります。

たたかいゴッコよりもお花つみの方が好きそうな男の子、可愛いですね(多分須賀さんかなと勝手に決めつけています(笑))

シオリ(・・・今の私の記憶?若い頃のお母さんと話して、知らない男の子と遊んでた・・・。それにあの場所は資料館?・・・私そんな覚えないのに)

シオリちゃんを動かせるようになったので、上の方に行ってみると、光る石が上にも増えていました。

それも、調べるとまた別の回想シーンが始まります。

家の外に一人でいるシオリちゃん。

シオリ「・・・遅いなぁ。今日も遊ぶ約束をしたのに」

すると家の裏から何か話し声が聞こえてきます。

・・・よわむし!いけっていってるだろ!

・・・ないてないで なんか しゃべれよ!

シオリ「もしかして・・・」

家の裏に向かうシオリちゃん。するとそこには複数人の男の子?が。

左側の男の子がいじめられているのか、乱暴に押されたりしています。

「おまえ ゆーれいみたいに きもちわるいのに もりにいくのが こわいのかよ!」

「よーわむし!なーきむし!」

「かかなしご! もしかしたら おまえの かーちゃんは もり にいるかも しれねぇぞ!」

「そうだ そうだ。「ことりおばけ」は ほんとうは おかあさん なんだってよ。おかあさん になりたくて こどもを たくさん さがしてるんだって」

「おまえの かーちゃんに なってくれるかも しれないぞ!」

【男の子】・・・

「あーあ また ないてらぁ」

と、そこにシオリちゃんが乱入です!

「なんだよ かんざき。

また おまえかよ」

シオリ「・・・こんなやつら ほおっておいて はやく いって あそぼう!」

「おい まてよ!かってに かえんなよ!」

シオリ「なんで?」

「おまえ いっつも じゃましやがって! なまいきだぞ! こんな くらいやつと あそんでるなんて おまえも あたま おかしいんじゃないか!しゃべんねーし かかなしご だし こういうやつは いるだけできもちわるいんだよ!」

【男の子】・・・

いじめっこのリーダーっぽいやつを突き飛ばすシオリちゃん。強い(笑)

シオリ「ひどいこと いわないでよ! あんたたちより **くん のほうが ずっとずっと いい子だもん!」

「ちくしょう!やりやがったな!」

喧嘩になったのか、ぼこすかと殴り合う音が聞こえます。

「いててて!わかったよ!もうしらねーよ!」

いじめっこたちがいなくなって、二人きりになったところでようやく男の子が話し始めます!

【男の子】・・・ごめん、ごめんね・・・、だいじょうぶ?

シオリ「**くんは ほんとうに なきむし。 あいつらのいったとおりだ」

【男の子】・・・あの、その・・・ぼくは ・・・・・・ごめん。・・・でも、それより。しぃちゃんがケガをしてたらいけないから おうちにかえろう?

シオリ「やだ!だって**くん まだないてるもん。 わたしが なかしてっておもわれるよ。**くんのなきむし!」

【男の子】・・・

シオリ「でもね。くらいとか、きもちわるいとか そんなのはぜんぜん おもわないよ!**くんは やさしいし、ちょっとくらい へんでも そこがおもしろくて わたしは すきだよ!どんなわるいひとがいても わたしが守ってあげるから。 だからさ もう、なかないでよ」

【男の子】・・・

シオリ「もー!どうして なくの!」

ここまで見て、回想はいったん終了。最後に泣いちゃったのは、きっと嬉し泣きだったんでしょうね(*’ω’*)

 

シオリ(なんでだろう、あの男の子を私はよく知っている気がする・・・。泣き虫で、あんまり喋らなくて、でも優しくて、ちょっと変で・・・。それに「ことりおばけ」の話をしていたから、やっぱりあそこは阿座河村なんだ。どうしてこんなに、私の知らない思い出があるんだろう・・・?)

記憶がなくなった原因は、夜光石が忘却の石と言われていたところにも理由があるんでしょうね~、と思いつつ、ちょうど放送も一時間過ぎてしまいましたのでここで区切りとしました。

おそらくあと二つ、回想シーンを見ないと先に進めないと思うので、ここから先の思い出はまた次回の放送から続きを見ていきたいと思います!

今回は尺の都合で回想シーンがほとんどになってしまったので・・・次回はまた謎解きを進められればな・・・。

次回、4-1

ではでは、ここまで、読んで頂きありがとうございました!ちびぞうでした!

 


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ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐5

どうも~こんばんは!こんにちは!ちびぞうでっす(*’ω’*)

前回(ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐4)から続いています!

望月巡査と合流し、石のように固い蔦に捕まってしまった佐久間ちゃんを無事救出できるのか!?というところからですね!

望月さんと佐久間ちゃんの元へ

前回の最期で望月さんが垂らしてくれたロープは、上ることが出来ないようです。

佐久間ちゃんの所へ戻ります。

途中、人工的な洞窟で、望月巡査との会話が何回かありました。

望月「なんで、井戸の中にこんな場所があるんだ」

シオリ「さぁ。森の奥には牢獄みたいなところもありました。・・・私たち、そこでお化けみたいなのに襲われたんです。確か、「ことりおばけ」って名前の」

望月「・・・この村に来てから、そんな話を聞いたことがあるような気がする。なんにせよ、早く佐久間を助けてこの森を出よう」

途中で見つけた梯子を拾って行けないかと寄ってみましたが、駄目でした。

夜光石があった場所まで追って来ていたことりおばけも、いなくなっています。

望月「そういえば、須賀君を見てないか?」

シオリ「須賀さんですか?いいえ。・・・私は須賀さんに言わず勝手に出てきたので」

望月「そうか。あいつも外に探しに行ったみたいでな。もしかすると森に居るかもしれん」

シオリ「もし、森に居るんなら・・・須賀さんは、大丈夫だろうか」

望月さんとお喋りしつつ、来た道を戻ります。例の二又の道に行くと、佐久間ちゃんのいる方から女性の悲鳴が!

シオリ「――ネックレスの砕けた音だ!早く、佐久間ちゃんの所に行かないと!」

なんということでしょう・・・!血だらけ!!まさか、・・・?

望月「・・・なんだ、こりゃ。佐久間!しっかりしろ!」

望月さんが蔦から佐久間ちゃんを外そうとしますが、うまくいきません。

望月「・・・なんで外れないんだ・・・本当にこれが蔦か?まるで石みたいだ・・・」

シオリ「佐久間ちゃん・・・っ!」

佐久間「・・・う・・・ぅ・・・」

望月「・・・佐久間っ!おい、助けに来たぞ!しっかりしろ!」

佐久間「・・・おねえさんと、望月、巡査・・・?」

シオリ「もう、大丈夫。助けに来たよ。だから、がんばって!」

佐久間「うん・・・ありがとう・・・」

――佐久間は再び気を失ってしまった。

シオリ「とにかく、早くここから出してあげないと!」

どうにかこうにかするも、蔦は外れそうもない様子。

でも良かった、血は佐久間ちゃんのものではないっぽいですね。

望月「・・・だめだ。外せない。どうして・・・」

シオリ「・・・このままじゃ」

岩から距離を取り始める望月さん。

こ、これは・・・!もしやもしやの発砲ですか!?(*’ω’*)

シオリ「望月巡査・・・?」

望月「・・・君は下がってて」

銃声が響きます!

望月「・・・どうして、傷一つ付かないんだ」

シオリ「・・・そんな」

するとそこへ!下の方から足音が聞こえてきます!須賀さんかな!?

やはりね!!!下の橋は壊れていたと思うんだけどどうやってここに・・・

やってきて早々、シオリちゃんを睨み付ける須賀さん。シオリちゃんが勝手に森に入ったのでおこのようです。

シオリ「・・・須賀さん!!・・・。」

望月「・・・須賀君、君が怒っているのはわかるが今は先に佐久間を助けたい。協力してくれないか?」

何も言わず須賀さんが岩に歩み寄ります!持っていた模造刀でシャシャシャッとすると・・・

蔦が切れたー!!

銃でも傷が付かないのになぜ!模造刀と見せかけて本物の日本刀だったのでしょうか?夜光石で作ってあるとかなら、切れてもおかしくないよね。

シオリ「・・・佐久間ちゃん!」

望月「・・・この蔦をそれで切ったのか?須賀君、それは模造刀だと聞いていたが・・・」

須賀「・・・」

望月「・・・いや、その話は後にしようか。ありがとう、須賀君!助かった。とにかく、佐久間を連れて戻らないと」

――意識はないが、落ち着いた呼吸をしている。

望月「佐久間は俺が運ぶ。君たちも戻るぞ」

暗転。佐久間ちゃんと一緒にみんなで帰ろう!の場面です。

異世界へ

「じゃあ、行くか」と帰ろうとすると、画面にノイズが走ります!

シオリ「・・・え?」

シオリちゃんにだけ聞こえる声・・・でしょうか?画面に走るノイズが止まりません。

約束 約束 約束

  ―――まだ、果たしてない

渡せ 渡せ 渡せ

  ―――お前の命を渡せ!

望月「どうした?」

シオリ「あ、あの、先に・・・さ、先に・・・行って、ください・・・声、声が・・・!」

須賀さんが何かに気付いてシオリちゃんに駆けつけますが、間に合わず!

無数の血の触手のようなものが地面から出てきて、シオリちゃんを連れ去ってしまいました・・・。そして場面は暗転。

シオリちゃんはことりおばけに殺されてしまうのか!?という非常に気になるところではありますが、ここで次回へ続くをさせていただきたいと思います!!

次回、3-Last

ではでは、ここまで読んで頂きありがとうございました(*’ω’*)

ちびぞうでした!

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐4

こんばんにちは~ちびぞうでっす(*’ω’*)

前回の記事(ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐3)から引き続き、霧雨が降る森の攻略記事を書いていきたいと思います!

佐久間ちゃんと合流、二人で村へ帰れるのか・・・?のところからですね!!

続・村へ帰ろう

二又の場所から上の道を進むと、大きな岩がある場所に出ます。

シオリ「・・・あの岩、確か森の入り口近くにもあった」

佐久間「でっかい夜光石だよ。森の入り口のは、結界みたいな役割らしいけど。でも、あれはもう光ってない。たぶん、もう朽ちた夜光石の岩だから効力はないと思う」

段々、岩の効力って消えて行ってしまうものなんでしょうか?

岩は調べても特に何も起きないので、下へ進みます。

進むと崖に橋がかかっている場所に出ます。しかし、見るからに橋は壊れて進むことは出来なさそう・・・。

立て看板を調べると、「阿座河村 麓 イキ」と書かれています。

ここさえ渡れれば帰れたのかー!

佐久間「橋が落ちてる・・・」

シオリ「困ったな・・・これじゃ、行き止まりだ」

佐久間「さっきの分かれ道のもう片方に行ってみる?」

シオリ「気が進まないけど、仕方ないよね。戻ろうか?」

というわけで、仕方なく元来た道を戻る事に。

すると、あの岩があった場所で「ことりおばけ」の声が聞こえてきます。

シオリ「・・・!どうしよう、居るかもしれない」

佐久間「でも、行くしかないよ!後ろにも道はないんだから・・・」

えぇ・・・すごい勇気。仕方がないので進んでいきます。

と!画面が赤く点滅!

佐久間ちゃんが、蔦で岩に捕らえられてしまいました!!

外そうとするシオリちゃん。

佐久間「・・・うぅ、蔦が絡んでくる・・・!」

シオリ「外せない・・・どうして・・・っ」

佐久間「お姉さん・・・っ先に、逃げ・・・て・・・!」

シオリ「そんなこと出来ないよ!」

佐久間「だめっ。お姉さんが捕まっちゃう・・・!」

シオリ「・・・大丈夫だよ!安心して、きっと助けるから!」

佐久間「お姉さん・・・!う、うぅう・・・!」

どうやら佐久間ちゃんは気絶してしまったようです!

なんとか助けようとするシオリちゃん。せめて誰か人を呼べれば、とシオリちゃん。

佐久間ちゃんを調べても

石のように硬い蔦が、佐久間の体に巻きついていて解くことができない。佐久間は気絶していて、意識がないようだ。

佐久間ちゃんを一人で残しておくのは不安だからと、彼女のポケットにネックレスの夜光石を入れてあげるシオリちゃん。

な、なるほど・・・!これで敵が来ても、一回は守ってもらえますね!!

助けを呼びに行こう

さっき話に出ていた、分かれ道のもう一方に向かってみます。

すると!!!

右からことりおばけが遅い来る!!

当たらないように素早く下の道へ逃げ込みます!

その先には、夜光石っぽいものが!

光る石のところまで逃げると、

逃がさない逃がさない逃がさない逃がさない・・・

と言っていますが、どうやらここから先には進めないようです!!

アァァ ア

 光 キ モ チ ワ ル イ

憎イ 憎イ 憎イィィィイイ・・・!

シオリ「そこから先には進めないんだ!今のうちに行かないと!」

下に進もうとすると、人工的に造られた古い洞窟がある。と表示されます。

入ります。

右下に道が続いているようです。

まだ右下に道は続いていますが、途中ドアがあるので入ってみます。

小さな部屋に出ました。ツボや箱やテーブルは特に何も表示されません。梯子は上れるのかな?と思いつつ調べてみると・・・

――木製の梯子がある。 持っていく 持っていかない

シオリ「壁に縄で固定してあって外せないな・・・」

せっかく見つけた梯子ですが、まだ外せないようです。

仕方なく、外に出て下の道へ進みます。

まだまだ下に続いています。

洞窟の行き止まりまで来ました。水の中に、上から光が差し込んできているようです。

シオリ「上から、光が洩れてきてる・・・!奇麗な円形の穴が天井に見える。もしかして、井戸?・・・運が良ければ人がいるかも」

誰か!誰か居ませんか!?

お願い!誰か!

誰か居たら、どうか!

助けてください 助けて!

友人が危ないんです!

おやっ?井戸?そういえば資料館の裏庭に、井戸がありましたね・・・!?

まさか!(*’ω’*)

もちづきさんだー!!!

望月「屋敷に入る鍵が壊れて、中に入れん。・・・まいったな。早く佐久間を見つけ出さんと・・・。雨も一向にやむ気配がないしな。とは言え、窓を割って入るわけにはいかんよなぁ・・・さすがに」

ドジっ子なんですかね(笑)それにしでも、久々に望月巡査を見れてなんだかホッとします。

―――――誰か!

――誰か居ませんか!

――お願い・・・っ!

誰か、誰か居たら返事して!

望月「・・・おいおい、なんだ?おい、誰だ!そこにいるのか!?」

――その声・・・っ!

――望月巡査ですね!?

――私です、神崎です!

――井戸の中に居るんです!

望月「井戸の中って・・・なんでまた、そんなところに・・・」

――森から、ここに通じてて・・・

――そ、そんなことより、助けてください!

――佐久間ちゃんを見つけたんです!

――でも、変な蔦に捕まって・・・!早く助けないと、危険なんです!

望月「・・・・・・分かった。少し待っとけ!」

望月さんが気付いてくれてよかった・・・。

どうやら、井戸のそばに落ちていたロープを降ろしてくれるようです。

――よし、今いくぞ!

シオリ「・・・え?」

降りて来てくれました!!!

望月「大丈夫か?まさか森に居るとは思ってもなかったぞ。立ち入り禁止のはずだろう」

シオリ「すいません。でも、森で佐久間ちゃんを見つけたんです!」

望月「それで、佐久間は?蔦に捕まったって、どういうことだ?」

シオリ「説明は・・・後でしますから、とにかく一緒に来て下さい!!早く行かないと、佐久間ちゃんが危ないんです!」

望月「・・・わかった、まずは救助が先だな。話は後で聞くから、佐久間の所まで案内してくれ」

★望月巡査がパーティに加わった!!

いぇーい。

望月巡査はちょっぴりドジっ子感がありますが、主人公一人でいるよりも安心感がありますね(*’ω’*)

ということで、次回へ続きたいと思います!

ここまで、読んで頂きありがとうございました!!

 

 


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ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐3

どうもこんばんは、こんにちは。ちびぞうです!

怪しげな洞窟からようやく脱出!という前回(ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐2)の記事から続かせていただいてます!

ようやく!!

佐久間ちゃん発見!!

外に出ると森?に繋がっており、そこに佐久間ちゃんらしき人が倒れています!!

駆け寄りながら声をかけるシオリちゃん。

シオリ「・・・!佐久間ちゃんっ!大丈夫?しっかりして!」

佐久間「・・・う・・・うぅ・・・。?あ・・・お姉さん」

シオリ「良かった・・・探したよ」

佐久間「・・・」

シオリ「どうして森に入ったの?」

佐久間「・・・最初は、ちょっと森で隠れてあの役人に当てつけてやろうと思っただけ。私が森で行方不明になったら、あの人もあんな口叩けないと思ったから。でも、どうしてか途中から何も覚えてなくて。気がついたら、こんな森の奥に・・・」

シオリ「でも佐久間ちゃん、一度、資料館に戻ってたよね??」

佐久間「・・・?ごめん、覚えてないの・・・。私、この森で・・・」

何か不穏な音楽が鳴り始めます。なんだなんだ!

佐久間「・・・!そう・・・この森で、私、変なのに会ってそれから、意識が無くなって・・・っ!早く、この森を出よう!私、「ことりおばけ」に会っちゃったんだ!それで、私、多分・・・「ことりおばけ」に意識をとられて・・・。「ことりおばけ」は、多分・・・――お姉さんを探してるっ!

どこからともなく女の笑い声が!!!しかも、

――ネックレスの石が全て砕けてしまった!

最悪です(笑)さっきの敵との戦いで、いかに石をたくさん残したまま人形のところに辿り着くかを必死にやっていたのに・・・(笑)

結局全部砕けるならもっと適当にやっても良かった!

ことりおばけから逃げる!

み つ け た

下からは子供たちの霊、そしておそらく正面から来ている着物姿の女が「ことりおばけ」なんでしょうかね!ピンチ!!左に逃げるしかありません!!

――約束よ

――あの子の 代わりに

  シオリのいのちを 

         ちょうだいな

シオリ「―――っ!」

佐久間「・・・逃げようっ!早く!」

追いかけてくるので、マップ左へ逃げます。

―― に が さ な い

ここも左へばく進です。

少しでも立ち止まると捕まってしまうので、真っすぐ左へ向かいましょう!

ちなみに捕まると

約束 約束よ

    愛しい 私の子ども

と表示が出ます。

その次のマップに入ると

――約束を果たせ

佐久間「迷わないで、まっすぐ逃げて!」

と表示されます。ここも、左へ進みます。シフトを押しながら最高速度で逃げてください!

ものすごい数の敵が追いかけてきます。

次のマップに進むとひと段落。

シオリ「・・・もう、追ってきてない?」

佐久間「わ、かんない・・・でもだいぶ走ったと思う。・・・。」

シオリ「佐久間ちゃん、大丈夫?」

佐久間「・・・大丈夫、ちょっと足が疲れただけ。それより、お姉さんは自分の心配をしてよ」

シオリ「・・・」

佐久間「お姉さん、「ことりおばけ」に狙われてるんだよ」

シオリ「あのお化けは、確かに私の名前を呼んでた。でも、どうして・・・」

佐久間「お姉さん、「ことりおばけ」と約束したんだよ」

シオリ「約束?」

佐久間「お姉さんは、「ことりおばけ」に「命をあげる」って約束したんだ」

シオリ「わ、私、そんな約束した覚えないよ!」

佐久間「でも、私が「ことりおばけ」に意識をとられてる間、ずっとその声がしてた・・・

『あの子の代わりに

 シオリの命をちょうだいな

 それが約束

 分けた代償』

シオリ「・・・」

佐久間「・・・ごめん。私のせいだ。私が勝手なことしなかったら、お姉さんはこの森に来ないで済んだのに」

シオリ「・・・!・・・それは違うよ。須賀さんにダメって言われてたのに、勝手に森に入ったのは私だもん。とりあえず、二人生きて無事に帰れたら、それで十分だよ」

佐久間「・・・でも」

シオリ「反省は、帰ってからにしよう。たぶん、望月巡査にこってり絞られるから」

佐久間「・・・げっ」

シオリ「さぁ、早く帰って一緒に怒られようか」

佐久間「お姉さん・・・。・・・うん」

シオリちゃんしっかりしてる良い子だなぁ。

森から出よう!

佐久間ちゃんをパーティに加え、とりあえずマップ左側へ進みます。

すると自動で何かアイテムを拾う!

シオリ「・・・ん?」

――加工が施された青い小さな石が落ちている。

【ネックレスの石×1】をゲット!!!

左へ進むと、マップは左上と左下、二又になっています。

佐久間「道・・・別れてるね。どっちだったか覚えてないや・・・」

シオリ「私も・・・」

すると、シオリちゃんの記憶がフラッシュバック!

シオリ「・・・!!」

佐久間「どうしたの?」

シオリ「・・・確か、元の道に帰るのは上の道だと思う。」

佐久間「本当?お姉さん、わかるの?」

シオリ「うん・・・なんでだろう?昔、ここを通った気がする」

右の道、ではなく上の道、と言っているのが気になりますが(細かい)とりあえず上が正しいルートのようです。試しに下の道も行ってみようとすると、佐久間ちゃんに「上なんでしょ?」と言われて進めません(笑)

二人は無事に村へ戻れるのでしょうか?というところで、次回へ続きたいと思います(*’ω’*)

ことりおばけにも、何やら悲しげなエピソードがありそうですねー・・・。興味深い。

ではでは、ここまで読んで頂きありがとうございました!!

次回、3-4

 


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ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐2

どうもー!こんばんは、こんにちはちびぞうです!

前回(ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐1)、ピンチで終わったところからの続きです。

ここで考えた策は、「拾った石をわざと使って一回敵を倒し、その隙に外に出る!」というもの(笑)

この場所ですね。体当たりして敵を蹴散らし、その隙に・・・!

!?!?

はい無理です。すかさず新しい敵が目の前に出てきます。この作戦も使えません(笑)

そしてちびぞうは閃きました「身代わり人形をここで使うんだ!!」と。

身代わり人形をつくろう

でも、人形を完成させるための最後のパーツである「目玉」が見つけられていません!

一度ゲームオーバーになって、敵が出てくる手前からゲームをやり直し、目玉を求めて洞窟内を徘徊するちびぞう。

またもここで「詰むのか?」という不安がよぎります。

10分以上探索した結果・・・閃いた!

「敵に追われている状態で、身代わり人形のある部屋まで行ってみよう!」

の作戦です。

おそらく、ロープを伝って上の部屋に上がった時に台詞が出るのは、”上に上がってくるのが正攻ルートだから”なのではないか・・・!という発想からですね。

シオリ「・・・もしかして、身代わりって・・・!」

おおぉ!?

「身代わり人形」を使用しますか? はい いいえ

やったー!!!

かお ない よ

    それ は ヒト ジャナイ

はい駄目でしたー。

やはり完成していないと人形は働かないようです。

敵に追われたまま、一心不乱に逃げ回るちびぞう。ちなみに、特に意味はないと思いますが子どもたちが蠢いている部屋には、追いかけてこないようです。

次に、壁に穴が開いている部屋に逃げ込んでみます。

すると!!!

何か落ちてる!!!

【作り物の目】をゲット!!!

やりました・・・やっと・・・。

再び死んでやり直し、敵に追われた状態でまず右の部屋に行きます。そして、作り物の目をゲット。

ここで重要なのは、階下に降りて敵を出現させた状態で、探索する必要がある!ということです。

敵に追われたまま、目を拾い、身代わり人形のある部屋まで向かいます。

(途中、石をケチろうとして何度か死にました(笑))

「身代わり人形」を使用しますか? はい いいえ

はい!!!!!!

――急いで人形の顔パーツをはめた。

身代わり人形を敵の方へ投げてやるシオリちゃん。

シオリ「・・・・・・」

そっと後ずさって部屋の外へ出ようとします。

いっ しょ いっしょに

      なろう ね ・・・・・・

オカ ア サン が まって るよ

カ ナシイ ツライ オカー サン

シオリ「・・・っ!?」

画面が白く点滅して、謎の絵が出現。

遠くで鐘の音のようなものが響いています。

かわいいかわいい、坊や。

はようはよう、出ておいで

お母さんも、お父さんも

お兄さんもおるからね

はようはよう、産まれておいで

かわいいかわいい私の坊や

(水音)

あんた見て

この子、おなかの中で喜んでるよ

画面はは再び真っ白になります。

オカア サ ン ヤサシイ オ カアサン

シアワセ ナ オカアサン

アイ タ カッタ オカア サン

ナノ ニ ・・・・・・ ドウ シテ ?

今度は不穏な音と一緒に画面は真っ暗に。赤いノイズが画面に走ります。台詞の合間に、鈍い音が響きます。

――やめてぇ!

うるせぇ!本来ならてめぇも

夫と子どもと同じように打ち首なんだぞ!

村の掟に逆らった夫の妻として

  生かしてもらえるだけありがたいと思え!

―――あぁ、ワタシの夫を

子どもを返してぇえぇぇえぇぇえ!

・・・・・・こいつ、身籠ってるぞ。

仕方ねェな。

    ・・・・・・おい。

女性の悲鳴が聞こえてきます。

オカア サン   ナカ ナイ デ

イッパイ イッパイ

   命 ガ アレバ キット

オカア サン ハ  シアワセ ニ ナレル ヨネ

オカア サン ハ  イツ ダッテ

 約束 シタ 子ドモ ノ 命 ヲ 求 メ テ ル

そして場面は洞窟のシオリちゃんのところへ戻ってきます。

シオリ「・・・消えた?・・・よかった、助かった。でも・・・今のは、何・・・っ?・・・約束した、子どもの命・・・?それがあれば「お母さんは幸せになれる」みたいなこと言ってたけど・・・私、約束なんて・・・。だめだ。よくわからない。とりあえず、この場所から出て佐久間ちゃんを探さないと・・・」

いったんここでイベントも終わり?かな?

持ち物は、ネックレス×2だけを持っている状態です。多分もう敵は現れないと思うので、地下洞窟から外に向かってみたいと思います。

すると、出口付近に何かアイテムが・・・。

――本当に小さな乳白色の欠片が落ちている。

【乳白色の欠片】をゲット!!!

一体何に使うアイテムなのか・・・謎です。

やっとこの洞窟からも脱出できそうですね!というキリの良いところで、次回へ続きたいと思います!

佐久間ちゃんを無事発見できるのかどうか・・・また、読んでくださるとうれしいです(*’ω’*)

ではでは!

次記事、3-3

 


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ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart3‐1

こんにちは、こんばんは!ちびぞう(*’ω’*)です!

早速、前回(ニコ生『霧雨が降る森』を実況プレイ/攻略・レポPart2‐Last)から引き続き、霧雨が降る森の攻略レポをしていきたいと思います!

続・洞窟探索

佐久間ちゃんを探して入った裏の森。怪しい社に入るとそこはワケアリっぽい洞窟が広がっていました・・・。

現在持っているアイテムはこちら。

  • ネックレス×1
  • 謎の液体が入った瓶
  • 作り物の鼻
  • 作り物の口

おそらくあと一つ、作り物の目玉があると思うので、鼻と口はそれを見つけるまでは使えないとして・・・。ネックレスは護身用、すると残りは謎の液体の瓶、これが唯一使える可能性のあるものなんですよね。

どこに使えるのかとウロウロした結果・・・

この、右端にいる人!一度話しかけた後もう一度調べようとすると、更に近付ける!!

近付いた上で再び調べると、アイテムボックスが勝手に開く!!

やりましたねー!

謎の液体が入った瓶を使ってみます。

すると、その人は飛び跳ねて

カラダ カラ ダ !

と言います。

――瓶が割れた。

相変わらず飛び跳ねていてちょっと嬉しそう(笑)

し あ わせ ?

そう一言、言い残して消えてしまいました。

成仏したのかな?

と、その後には何かキラキラしたものが!

【ボロボロの紙切れ】をゲット!!!!

三桁の謎解き

アイテム欄から見てみると、「何か書かれた紙切れ」とあります。

こ、これはなんとも分かりやすい謎解き・・・!

それぞれの色の線を重ねると、数字(漢字)が出てきます。

これは書き順にもなっているのかな。

青字は九。

緑字は六。

赤字は五。

といった感じ。

そしてこの色と、三桁の数字で思い出せるものと言えば・・・!そう!

三つ並んでいた部屋の真ん中の部屋の鍵が、三桁の数字を入力するタイプのものでしたよね!

これです!ここに、659と入力すると・・・開きましたー!!!

わりと小さめの部屋です。

中央の木の枝のようなものを調べると

――曲がった木の枝が落ちている。

【曲がった木の枝】をゲット!!!

続いて、左側の机?の上に置いてあるメモのような物を調べてみます。

――何か書かれた紙がある。

村 ノ 男衆 ハ 狂 ヒケリ。

毎ゴト 卑劣 ナル 行ヒ ニ 耽 リタリ。

カノ 女 ガ 哀 レナリ。

殺 サルル 赤子 ガ 哀 レナリ。

逃 ルレバ 地獄 モ 果 ツルドモ。

我 ハ 死 ヌル。

「村の男たちは狂ってしまって、毎日卑劣な行いにふけっている。

あの女がかわいそう。

殺される赤ちゃんがかわいそう。

逃げても地獄が果てしなく続いている。

私は死ぬ」

・・・という感じの意味合いなんでしょうかね。この、メモの手前に落ちている人骨はこのメモを書いた人物なんでしょう。おそらく。

左上の盛り土みたいなものを調べると、

――大量の土が積まれている。

そのよこの凹んでいるように見える部分は

――土に違和感がある。

と表示されます。

とりあえず、曲がった木の枝で隣の牢獄の手が届かなったアイテムを取りに行きたいとも思います!

それ以外は特にこの部屋は何もなさそう。

右隣りの部屋の穴を再び調べると

――もっている棒で奥のものを手繰り寄せれそうだ。

――小型の古い鉄製のスコップが出てきた。

【鉄製のスコップ】をゲット!!!

早速、さっきの部屋に戻って違和感があった土のところに使ってみます!

――スコップで土を掘り返した。

シオリ「・・・穴になってたんだ。地下に続いてるのかな」

開きましたね!地下へと続く穴です!

あの自殺した人は、逃げられるように穴を掘ったけども、逃げても仕方ないと思って死んでしまったんでしょうか。だとすると悲しすぎますね。

敵から逃げ切れ!

地下へ降りられるようなので、降りてみます。

ロープを伝えば戻れるっぽいのでいったんセーブ。

画面中央の、下側、水辺のところに光るものがあるので、調べてみます。

――加工が施された青い小さな石が落ちている。

シオリ「ネックレスと同じ石だ・・・!紐に通す穴も開いてる」

――青い石を拾った。

シオリ「うん。ちょうど、ネックレスの紐に通そう。せっかくだから付けておこうかな」

――石をネックレスの紐に通した。

【ネックレスの石】を補充した!!!

シオリちゃんの軽い感じがちょっと気になりますが(笑)・・・ありがたやありがたや。三つしかないと思っていましたが、道すがらに補充することが出来るようです!

地下洞窟の先(左側)へ進んでいきます。

左手に出口のような明かりが見えます!

外に出ようと、突き当りまで進むと・・・

敵が襲来!!!

に げ ちゃ だめ

じわじわと近付いてくる敵。

きみ も いっしょ

     ぼく たちと いっしょになるの

追いかけてきます!行き場がないので戻るしかない!

途中で敵をうまいことまいて・・・

このまま出口へ猛ダッシュ!!!しようとすると

敵がワープして待ち構える!!!(笑)

まいて外に出るというワザは通じないようです・・・やはり戻るしかないのか。

先ほどのロープを上って牢獄へ戻ります。

にげ られない よ

    はや く いっしょに なろう

シオリ「・・・追いかけてきてる!?逃げなきゃ!」

この洞窟の入り口まで急いで戻ります。しかし!!

――出口が閉ざされている!

絶体絶命(笑)

一度敵に当たって石を砕かせてしまいました。するとその敵は消えるんですが

いた い いたい よ

  は やく いっしょ に なって

再び現れます!!無限増殖!!!!

ここで更に二回、敵に当たってしまいゲームオーバーとなってしまいました。

と、ここで次回へ続く!をさせていただきたいと思います。

どうにかして切り抜ける方法を見つけ出さねば!!!

ここまで読んで頂き、ありがとうございました(*’ω’*)

 

 


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ネタバレ厳禁の新感覚ホラー『ダークレイン』ネタバレ&感想

雨に紛れてヤツらは来た―――

「面白いかは別として珍しいオチの映画がある」「これは予想できない」と複数の映画仲間さんから「あんまり面白さは期待しないで。でも観てほしいの><」と控えめにオススメされた今作。

メキシコ発のホラー・スリラーということですが・・・ジャケットからは、頭のおかしい家族が監禁する(もしくはされる)系かな?と予測。

ちなみに同監督の作品は一つも観ていないため、どういう作風なのか全く予想がつかない状態で鑑賞しました。

【未体験ゾーンの映画たち2017】の作品ということで、少し不穏な空気は漂いますね・・・(笑)

【映画情報】

【原題】Los Parecidos
【制作国】メキシコ
【監督/脚本】イサーク・エスバン
【製作】イサーク・エスバン、ミリアム・メルカード
【製作総指揮】サロモン・スケナシ、ミリアム・メルカード
【撮影】イシ・サルファティ
【音楽】エディ・ラン
【出演([]内は役名)】

  • グスターボ・サンチェス・パッラ[ウリセス(主人公の髭男)]
  • カサンドラ・シアンゲロッティ[イレーヌ(DV夫から逃げてきた女)]
  • フェルナンド・ベセリル[マルティン(チケット売り場の男)]
  • ウンベルト・ブスト[アルバロ(医大生)]
  • ルイス・アルベルティ[警察官]
  • サンティアゴ・トレス[イグナシオ]

【公開日(日本)】2017年1月21日
【上映時間】90分
【配給】AMGエンタテインメント
【IMDB】6.0/10.0  (およそ1,520人の評価)

【あらすじ】

世界中が記録的な豪雨に襲われた夜。人里離れたバスステーションで、偶然居合わせた8人の男女が立ち往生していた。やがて1人の女性がウィルスに感染したような症状を見せ、正気を失ってしまう。ラジオから流れてくる情報によると、原因不明の伝染病で外でもパニックが起きているらしい。彼らは建物から出ることもできず、1人また1人と感染していき……。【引用元:映画.com

【感想(ネタバレしています!)】

☆2.6/5.0

はい、出ましたジャケ詐欺ですねー。

まずこのような場面、このような人たちは出てこないです(笑)

こんなクラシックなお洒落ソファも出てこなければ、そもそも「バスステーションでのワンシチュエーション」ものなんですよ。ものすごく家の中っぽいジャケットですがもう、何から何まで間違ってます(笑)

たまーに、こういう「作ってる人たちは本当に映画を観たのかな?」と疑問に思う邦題だったりジャケットだったりがありますけども、なんでなんでしょうね。

やる気あるんでしょうかね。

ところで、この映画の外国版のポスターはこんな感じです。IMDBから引っ張ってきました。

いやぁハイセンス。どうしてこのクオリティが出せないのかー。

むしろ、このままのジャケットをそのまま使ったって、十分目を引けると思うんですよね。

一体どこが衝撃のラスト15分だったのか?

ぶっちゃけてしまうと、この映画の衝撃を得るタイミングはラスト15分では決してない。

それだけはハッキリと言えます(笑)

衝撃は衝撃ですが、それは爆笑や失笑を誘ったり、人々を困惑させる類のもので、決して「うぉおおおこの映画やばEEEEEE!!!」となるようなものではないです。

相変わらず、アオリも適当だ。やる気あるんですかね。

結論から言うと

雨の降るバスステーションの中で起きる怪奇現象は「全ての人が主人公と同じ髭面になる(正確にはそう見えるようになってしまう)」というもの。

突拍子もない発想そのものは誰しも一度は思いつくような、でもやろうとしないような、そんな感じのもので、しかもそのオチは「宇宙人がやらかしたよ!」という安直なもの。

でも、この映画オープニングがとにかくオシャレなんです。

雨の降るバスステーションを引きで撮っていて、徐々にクローズアップ、そしてタイトルバック。モノクロ映画?と見紛うほどに彩度を限りなく低くした画面もオシャレで、この監督のセンスを感じさせます。

それだけに、うーん。内容がもったいない。

全ての人間が同じ顔になることによって、個性がなくなってしまう恐怖。

言いたいことはなんとなく分かるんですが、宇宙人がそれをする意味も、病気の男の子がオーメンのダミアンばりに覚醒して場を恐怖に陥れる展開も、どうもよくわからない(笑)

(ただしイグナシオは相当な美少年)

そもそも最終的に没個性したことそのものを忘れてしまって、みんながみんな元通りの顔に見えるというなら、最初と何も変わっていないのではないか?と思うのですよ。

だって、今の私たちの顔だって、鏡に映る、触れて分かる、その通りの顔を本当にしているなんて誰に証明できますか?私たち人間がお互いの視覚や触覚を通して認識しているだけであって、別種族(それこそ宇宙人とか)から見てみたら全く違う容貌をしているかもしれない。それこそ、全部同じに見えているかもしれない。

現時点ですでにそうなのだから、映画のラストで没個性(人間すべての顔が同じになった)したということそのものを無かった事のようにしてしまうのはあまりにも意味がないかなと。正直、そこに怖さはないですよね。

それから、笑わせに来てるのか分かりませんが、犬の顔まで髭面になってたあの演出(笑)

本当に必要?狙ってるよねぜったいにね!

人類が、同じになってしまうという恐怖の雨のはずなのに、犬まで人間の顔になるのはおかしいんじゃないかというツッコミをせざるを得ません。

まとめ

ホラーとしてはイマイチ。哲学としてもイマイチ。

ホラー映画で笑えるマニアックな映画ファンの皆様には、ぜひとも登場人物が全員同じ「髭面」になるという奇妙な場面を観て笑っていただきたい。そんな一本です。

ただ、前述したようにものすごくセンスを感じる作品なので、この監督の別作品は追いかけてみてもいいかも!と思えました。『パラドクス』とかね。

 


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酷評相次ぐ例のEXILE映画『HiGH&LOW THE MOVIE』ネタバレ&感想

共に闘い、共い悲しみ、共に強くなる

いやぁ、普通に生きてたら絶対に観なかったであろうこの映画ですが(笑)

映画仲間が「ハイローの映画があまりにも酷評されてて地味に気になってしまう」と言い出したもんだから大変・・・。酷い映画と聞けば観たくなってしまうのが映画好きの悲しいサガ、ですよね(ですよね?(笑))

勿論、DVDでの鑑賞。ちなみにドラマ版は観ていないです。

おそるおそる観てみました・・・

公式サイトはこちら

【映画情報】

【制作国】日本
【監督】久保茂昭
【脚本】渡辺啓、平沼紀久、TEAM HI-AX
【企画プロデュース】EXILE HIRO
【アクション監督】大内貴仁
【撮影】鯵坂輝国
【照明】平野勝利
【録音】照井康政
【美術】橋本創
【音楽】中野雄太
【音楽プロデューサー】佐藤達郎
【コスチュームプロデューサー】小川哲史
【出演([]内は役名)】

  • AKIRA[琥珀]
  • 青柳翔[九十九]
  • 高野裕之[太田]
  • 岡見勇信[古西]
  • 井浦新[龍也]
  • TAKAHIRO[雨宮雅貴]
  • 登坂広臣[雨宮広斗]
  • 岩田剛典[コブラ]
  • 鈴木伸之[ヤマト]
  • 黒木啓司[ROCKEY]
  • 山田祐貴[村山良樹]
  • 窪田正孝[スモーキー]
  • 林遣都[日向紀久]

キャストが多すぎるのでこちらをどうぞ

【公開日(日本)】2016年7月16日
【上映時間】130分
【配給】松竹
【映倫区分】G
【IMDB】6.1/10.0  (およそ110人の評価)

【あらすじ】

「山王連合会」「White Rascals」「鬼邪高校」「RUDE BOYS」「達磨一家」という5つのチームがしのぎを削り、各チームの頭文字をとって「SWORD地区」と呼ばれる荒廃した危険な街。5つのチームが台頭する以前、一帯は伝説のチーム「ムゲン」によって支配されていた。そんなムゲンと、彼らに屈しない雨宮兄弟が激突し、ムゲンは解散してしまうが……。【引用元:映画.com

 

【感想(わりと酷評しているよ!)】

☆2.5/5.0

お、思ったより普通に観れたよ・・・!!

まず、基本の期待値が低すぎたところが良かったかもしれません。

最初に思ったのは

登場人物が多い!!!!

ということ(笑)

まず一番最初に、この映画のさらっとした概要が登場人物紹介と共に数分のミニムービーとして見せられるんですが、ぶっちゃけそこが一番楽しい(笑)

ムゲン、という組織の成り立ち、雨宮兄弟という無敵の二人兄弟とのぶつかり合った後の解散、そしてムゲンが統一していた場所に出てきた5つの組織。

この5つの組織を狙う外国組織やヤクザの存在。

立木さんのハイテンションなナレーションで送られる、この登場人物紹介だけでも100人くらいは出てきます(笑)

覚えきれるわけがないよ・・・!!

そこはDVD鑑賞で良かった。冒頭の人物紹介の部分だけ何度も繰り返し見返しました(笑)

友達が拾ってきてくれた相関図を紹介します。これを見てキャラの多さが分かって頂けるかと。

お気に入りのキャラを見つけることが大事

だと思いますね。この映画は。

ちびぞう的には、組織ではホスト&V系のホワイトラスカルズと、

パルクールっぽいアクションを見せてくれそうなRUDEBOYSが気になったのと、

それからメガネ男子の轟君!!が気になりました(笑)

まぁ高校生には見えないんですけど(笑)

好きなキャラクターを応援出来れば、きっと楽しめます!

何気に見応えのあるアクション

話の筋としては、5つの組織が治めるSWORD地区(組織の頭文字を取ってる)を狙っている海外組織やらヤのつく組織があって、その海外組織が、かつてSWORD地区がムゲンという組織によって治められていた時のトップの男「琥珀」をそそのかしてSWORDをぶっ潰そう!と計画を立てたのが始まり。

琥珀さんは琥珀さんで、仲間が何者かに殺された事件に負い目を感じていた&その犯人に復讐したい、という目的があって海外組織に加担する・・・。という流れになるんですねー。

そして、かつてのムゲンでの仲間であったコブラが率いる山王連合会とも袂を分かつ事になる!!

そいでまぁ、ドラマ版だと互いにいがみ合って抗争を繰り広げていたであろうSWORDが、一丸となって共通の敵と戦う。というのが今回の見せ場かな。

正直、琥珀さんは顔芸がすごくて

お話もとっても臭くて後半はあんまり見られた感じではないんです、が、(笑)

その最後のシーンの一歩手前。

この5つの組織が共闘するシーンのアクションが結構楽しい!!!

見てください。これが日本ですか?まるでマッドマックスですよ!!

アクション監督の大内さんは、るろうに剣心とかでもアクションを担当していた方のようですね!るろうには評判良かったもんなぁー。

ルードボーイズのパルクールとブレイクダンスを合体させたようなアクションは見ていて楽しいですし、画面の至る所で、それこそ500人くらいの人たちが一斉に殺陣をしている!長回しのシーンなんかも地味にあって、かなり見応えあるかと思います。

きっとちゃんと全員に計算された台本があるのかな・・・。適当に殺陣してるだけ、だったらそれはそれですごいですが(笑)

まとめ

物語の内容は、とっても陳腐というか・・・使い古されたヤンキーの友情物語といった感じ。

あと琥珀さんの顔芸がすべてを持っていきます。

ところどころ差し込まれるTAKAHIRO氏のコミカルな演技も(演技と呼んでいいのか憚られるけども)、内臓がかゆかゆかゆかゆ!となります。

それからこれはどうしても言いたいんですけども、話の内容と

血生臭さが比例してないんですよ!

もっと悪役は悪いことしてほしい!!

もっと!女性の悲鳴を!身の毛もよだつような恐ろしい悪行を!!

アクションシーンには血糊が足りない!もっとぶちまけて!腕も折れたり取れたりしていい!

顔もぼこぼこにゆがませて!!!

 

・・・でも、みんなキレイに戦っています・・・。

きっと、この映画を求めている客層がそんなものは必要としていないんだろうな・・・と思いつつ、遠い目になるちびぞう。

この映画を楽しむポイント、それはただ一つ。

お気に入りのキャラクターを見つけること。

それだけです!!!

 

散々色々言いましたが、多分続編も観てしまうだろうし、ドラマ版も借りてきてしまいそうなんだよなぁ・・・(笑)

不思議な魅力を持った一本です。本当に。

どうでも良いけど、ガチで戦う女性だけの組織はないんですか?

 

 


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生田斗真がトランスジェンダーに。映画『彼らが本気で編むときは、』ネタバレなし感想

「かわいくて、かわいくて、どうしよう」

画像引用元:IMDB

生田斗真がトランスジェンダーを演じる!?ですって・・・!?

これは観るしかない・・・っ!!

しかし劇場公開には間に合わず、DVDでの鑑賞となりました・・・。

公式サイトはこちら

もちろん原作は未読、特に事前情報などもなく観ました。

【映画情報】

【制作国】日本
【監督/脚本】荻上直子
【企画/プロデュース】木幡久美、天野真弓
【プロデューサー】高木徳昭、五十嵐真志、石黒研三
【撮影】柴崎幸三
【照明】上田なりゆき
【美術】富田麻由美
【録音】瀬川徹夫
【編集】普嶋信一
【音楽】江藤直子
【出演([]内は役名)】

  • 生田斗真[リンコ]
  • 桐谷健太[マキオ]
  • 柿原りんか[トモ]
  • ミムラ[ヒロミ]
  • 小池栄子[ナオミ]
  • 門脇麦[佑香]
  • りりィ[サユリ]
  • 田中美佐子[フミコ]
  • 柏原収史[ヨシオ]
  • 高橋楓翔[リンコ]
  • 品川徹[斉藤]
  • 江口のりこ[金井]
  • 込江海翔[カイ]

【公開日(日本)】2017年2月25日
【上映時間】127分
【映倫区分】G
【配給】スールキートス
【IMDB】6.2/10.0  (およそ410人の評価)

【あらすじ】

11歳の女の子トモは、母親のヒロミと2人暮らし。ところがある日、ヒロミが育児放棄して家を出てしまう。ひとりぼっちになったトモが叔父マキオの家を訪ねると、マキオは美しい恋人リンコと暮らしていた。元男性であるリンコは、老人ホームで介護士として働いている。母親よりも自分に愛情を注いでくれるリンコに、戸惑いを隠しきれないトモだったが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.4/5.0

うーん。やっぱり思うのは

「ただし美形に限る」感。

リンコさんという可愛らしい人のキャラクターを生田斗真というガチの美形が演じてしまうと、「そりゃ美人だもんなぁ」という気持ちになってしまって集中できない。

その人の内面の美しさとかの描写を役者の造形に頼るのではなく、俳優さんの仕草や脚本で魅せて欲しかったなぁ、というのが一番惜しかった部分。

じゃないと、「気持ち悪い」と思う小池栄子視点に共感する人だって必ずしもいるだろうに、そこに説得力(リアリティ)があんまりなくなってしまうというか。

トランスジェンダーの方々の存在があまり世の中に浸透していないからこそ、そういう人たちを「気味悪がる」という視点は「彼らの表面的なところしか見ていない」という、実は非常に重要なファクターだと思うんですよね。でもその表面上を”おキレイ”に小綺麗に飾ってしまうと、、、嘘くさくなってしまう気がする。

もし、リンコさんがもっと醜男だったら。あんなに早く、姪っ子は懐いただろうか、とか。すごく余計なんですけど、物語に集中出来なかったなぁ。

リンコのトモへの想い

ここも、残念なところ。

預かってすぐにトモを可愛がるリンコさんは、彼女が「子どもである」という1点しか見ていないのではないか?と思えてしまった。

つまりは、トモを一人の人間として気に入るというシーンが少なすぎて「子どもであれば誰でもよいのでは」と思ってしまうんですよね。マキオの子どもを産むことは出来ない。だからマキオの血縁であり、子どもであり、しかもネグレクトされている「可哀そうな子ども」である「トモ」の価値は、それだけに過ぎなかったのでは。と。

そう思ってしまうと、この物語のキモである、血縁ではない人と紡ぐ家族愛だとか、トランスジェンダーという特殊な境遇にいる人が「普通の人となんら変わらない」と交流していく部分が全く映えてこないんですよね。

ミスキャストもあるし、脚本も少し弱かったのかなぁ。

母子の問題、性同一性障害に悩んでいるであろう同級生との絡みなど、もっと深掘りして欲しいポイントも、さらっと見せただけでしたねー・・・。

まとめ

唯一気に入ったのは、性転換した体を供養しようと編み物をするシーン。

 

静かで、優しい良い映画だとは思うんですが、いかんせんメッセージ性が薄く、言いたいことの半分も伝わってこない・・・そんな印象を受ける映画でした。

題材は良いのに惜しいなぁ。

もしかしたら、この作品も原作は素晴らしいのかもしれませんね。

この映画をきっかけにして、原作を読んでみよう、と思える人が少しでもいるのなら、それは良いことだと思います。

 


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