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今度のヒーローはアフリカの王!映画『ブラック・パンサー』ネタバレ&感想

故郷は、どこよりも夕日が美しい場所だと、聞いていた―――

マーベルコミック原作のヒーローたち大集合!なお祭り映画企画『アベンジャーズ』に新たに参戦するのは、アフリカの小国ワカンダの若き王、ブラックパンサー!!(略してブラパン)

今作でマーベル・シネマティック・ユニバースの作品は通算18作目になるようです、が・・・本当かな?数えてみよう。

  1. インクレディブル・ハルク(2008/8/1)
  2. アイアンマン(2008/9/27)
  3. アイアンマン2(2010/6/11)
  4. マイティ・ソー(2011/7/2)
  5. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011/10/14)
  6. アベンジャーズ(2012/8/14)
  7. アイアンマン3(2013/4/26)
  8. マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2014/2/1)
  9. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014/4/19)
  10. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014/9/13)
  11. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015/7/4)
  12. アントマン(2015/9/19)
  13. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016/4/29)
  14. ドクター・ストレンジ(2017/1/27)
  15. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス(2017/5/12)
  16. スパイダーマン:ホームカミング(2017/8/11)
  17. マイティ・ソー/バトルロイヤル(2017/11/3)
  18. ブラック・パンサー(2018/3/1)

本当だ!18本目ですね!!わぁあ追いかけるのが大変!!しかし大丈夫!ブラパンのお話はわりと独立して観れる作品になっていますので、これだけ観ても全然楽しめますよ!!!
(一応、下線の引いてあるアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンでワカンダの前王が亡くなるシーンが描かれているので、直接繋がっているといえばそこです)

パンフはこんな感じ。

珍しく全面キラッキラではないです。ブラックパンサーのタイトルの部分だけキラキラしてます。裏面はこう。

50Pで税抜き815円。アメコミ系のパンフは写真だけでなくアートワークも楽しめるのでいいですね。ネタバレ抜きで詳しいキャラクター相関図が載っているので、こちらは鑑賞前に読んでも良いかも(*’ω’*)

【映画情報】

【原題】 Black Panther
【制作国】アメリカ
【監督】ライアン・クーグラー
【脚本】ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール
【製作】ケヴィン・ファイギ
【製作総指揮】ネイト・ムーア、スタン・リー
【協同製作】デヴィッド・J・グラント
【撮影監督】レイチェル・モリソン
【プロダクション・デザイナー】ハンナ・ビークラ―
【編集】マイケル・P・ショーヴァー、デビー・バーマン
【衣装デザイナー】ルース・カーター
【視覚効果&アニメーション】インダストリアル・ライト&マジック
【視覚効果監修】ジェフリー・バウマン
【ヘアー部主任】カミール・フレンド
【ファイト・チーム・コーディネーター】クレイトン・バーバー
【スタント・コーディネーター】ジョナサン・エウセビオ
【特殊効果コーディネーター】ジェシー・ノエル
【ビジュアル開発主任】ライアン・メイナーディング
【キャスティング】サラ・ハリー・フィン
【音楽監修】デイヴ・ジョーダン
【音楽】ルドウィグ・ゴランソン
【出演([]内は役名)】

  • チャドウィック・ボーズマン[ティ・チャラ/ブラックパンサー]
  • マイケル・B・ジョーダン[エリック・キルモンガー]
  • ルピタ・ニョンゴ[ナキア]
  • ダナイ・グリラ[オコエ]
  • マーティン・フリーマン[エヴェレット・ロス]
  • ダニエル・カルーヤ[ウカビ]
  • レティーシャ・ライト[シュリ]
  • ウィンストン・デューク[エムバク]
  • アンジェラ・バセット[ラモンダ]
  • フォレスト・ウィテカー[ズリ]
  • アンディ・サーキス[ユリシーズ・クロウ/クロウ]

【公開日(日本)】2018年3月1日
【上映時間】134分
【配給】ディズニー
【前作】ハルクとソーが大暴れ!映画『マイティ・ソー/バトルロイヤル』感想
【次作】アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
【IMDB】7.8/10.0  (およそ173,600人の評価)

【あらすじ】

絶大なパワーを秘めた鉱石「ヴィブラニウム」が産出するアフリカの国ワカンダは、その恩恵にあずかり目覚しい発展を遂げてきたが、ヴィブラニウムが悪用されることを防ぐため、代々の国王の下で、世界各国にスパイを放ち、秘密を守り通してきた。父のティ・チャカの死去に伴い、新たな王として即位したティ・チャラは、ワカンダの秘密を狙う元秘密工作員の男エリック・キルモンガーが、武器商人のユリシーズ・クロウと組んで暗躍していることを知り、国を守るために動き始めるが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.5/5.0

映画仲間の一人が感想として「可もなく不可もなく」と言っていましたが・・・まさしくそんな感じ!!!

アフリカの小国であるワカンダという架空の国が舞台で、発展途上に見えるその国は、実は緻密に隠蔽されてきた超ハイテク国家だった!!という世界観はとっても新しいし、今までにない黒人初のヒーロー!というのも今の時代に合ってる感じですね。

社長は超えられない!!

ちびぞうはアベンジャーズの中でアイアンマンことトニー・スターク社長を一番に推している輩ですので、どうしても新しいマーベルヒーローが出てくると頭の中で「社長を超えられるかな?ふふん」と誰目線だよ的に品定めする癖があるんですね~(心底どうでもいいポイント)

自分の知能だけを頼りに鉄くず集めて初代パワードスーツを作った社長は、他の「薬で身体強化したドーピング族」「なんちゃら線を浴びたらモンスター化しちゃった核物質族」「神の遺伝子を引いてるチート族」などど違って自力でヒーローをやってる尊敬すべきヒトなのですよ!!!!(ホークアイは普通の人だけど成り立ちを描かれてない)

それで言うと今作のブラパンさんは、「鉱物ヴィヴラニウムが凄い」「ヴィヴラニウムで作ったスーツが凄い」「超人的なパワーを与えてくれる謎のハーブが凄い」という、産まれ出でた故郷の凄さ(チート族)×ドーピング族のハイブリッドなわけですね。

王の子として育ってくる途中で体を鍛えたりしてるのかもしれませんが、元々の彼の強さが育っていく場面も合わせて見ることが出来たら、もう少し「王すごい!」となったかもしれませんね。

一応、王座に挑戦する儀式の前にブラックパンサーとしての超人的な能力を一時的に奪っていたので、「王の強さはハーブの力に頼ったものではない」ということは言いたげでしたね。

でもやっぱり、人間的な苦悩を見せてくれたり、自分の欲に忠実でちょっと汚いところもある社長と比べると、ヒーローとしても人間としても深みに欠けたかなーと。

やっぱ社長は超えられない!!!ってことなんですけどね!!

おおまかなストーリー

超ハイテク国家ワカンダの資源ヴィヴラニウムを盗んだ「クロウ」という男を捕まえるというサイドストーリーと、

かつての王が犯していた過ち(「他国のためにヴィヴラニウムを資源として使おう」としていた革新派の弟を造反者として殺してしまった、そしてその子どももアメリカに置き去りにしてしまった)のために、生き残った子どもが成長し、祖国ワカンダの王座を狙いに来るというメインストーリーがあります。

生き残った子どもというのが、マイケル・B・ジョーダン演じるキルモンガー。ブラパンの従兄弟ですね。彼は、自分の父親を殺した犯人がワカンダの王だということから祖国を恨んで育ってしまった可哀そうなヴィランでした。

夕日を見せてあげるシーンはグッときましたが、出来ることなら生き残らせてあげて欲しかったなぁ。

そういえば前王の死後、ティ・チャラが王になる儀式の時に「王座をかけた挑戦」をジャバリ族のエムバクから受け入れていましたが、あれって即位式の時しか出来ない挑戦なのではないのかな?キルモンガーが王座に挑戦する!と何でもないときに言っていたのでいつでも挑戦可能ってことなのかもしれないけど、そう考えると「ワカンダの王様は結構ころころ変わる」イメージありますね・・・。

余計な事を色々考えてしまった

まず役者陣がね!豪華なんですよね!

『フルートベール駅で』のマイケル・B・ジョーダン、『ホビット』で若き日のビルボを演じていたマーティン・フリーマン、そして指輪物語でゴラムを演じていた『アンディ・サーキス』・・・!忠臣のズリは『大統領の執事の涙』のフォレスト・ウィテカー!

まぁ、その役者陣についてはマーティン・フリーマンのあの緊張感のないひょっとこ顔と言いますかね、どこかで見た事あるなーーーーーーって思ったんですけど、あ!!!ビルボだ!!!と気付いてからは雪山のシーンなんかは「ロードオブザリング」にしか見えなくなったり・・・(笑)しかもゴラム役のアンディ・サーキスも出てるじゃないですか。もう指輪色がつっよいつっよい!

 

それから、余計な事考えちゃうパート2としては、

本当にブラパン本編とは全く関係ないんですけども民が「ワカンダ・フォーエバー!」と叫ぶシーンで「マヒシュマティに栄光あれ!」と叫びたくなってしまったのはもうバーフバリ病なんです。すいません。ついでにズリが殺すなら王でなく私を殺せ!と言ってキルモンガーに切り捨てられていたのを見て「カッタッパ!!」と叫びたくなったのも病気です。

それと、あのブラパンさんのスーツ。力を溜め込んだらそれを放出するじゃないですか。

ドバァーーーンッッ!!!!って敵を吹き飛ばすじゃないですか。

いやーこのアクション、バーフバリならスーツ無しでやるよ?

とか思ってしまったんですよね、結局なぜか「バーフバリ最高だなぁ」って思いながら劇場を後にしてしまったんですよね。意味不明ですね。

そんなバーフバリの2作について書いてる記事はこちら↓

王を讃えよ!インド映画『バーフバリ 伝説誕生』ネタバレ&感想

熱量に圧倒されるインド映画!『バーフバリ 王の凱旋』感想

 

全く関係ない話になってしまってすいません、反省はしていません。

ブラパンすげぇ!かっけぇ!って思った人もそうでない人もとりあえず『バーフバリ』観ましょう。本物の王がそこにはいます。

 

 

(次はアベンジャーズ3ですね!楽しみです!)

 

 


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超人ハルク、初の映画化!『ハルク』ネタバレ&感想

彼の中の何かが覚醒する時、【変身】が始まる !!

『ブラックパンサー』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』などが次々と公開されていくマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のシリーズ!!!

今から全てを最初から観たら20本近く観なければならないという大変なシリーズとなって来ましたね・・・。ちびぞうはそろそろマーベルもある程度復習しておこうかなー(記事も補完ついでにね)ということで、とりあえずこちら、2003年製作の『ハルク』を見返すところから始めてみました。

ちなみにこちらのハルクはアベンジャーズ』とはつながりのない単発作品となっています!(何だよ!と思わないでね!)
ハルクがアベンジャーズと繋がるのはリブート作品である『インクレディブル・ハルク』からなのです!なので本当に、「とりあえず観ておこ」という感じで鑑賞しました(笑)

監督はアン・リーという台湾の方で、『ブローク・バック・マウンテン』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』といった作品を撮られている方であんまりアクション映画監督という印象はないですね。

ちなみに今作にはマーベルの原作をしたりなんかしてるお偉いさんなスタン・リーがカメオ出演しているので見つけてみましょう!!

【映画情報】

【原題】Hulk
【制作国】アメリカ
【監督】アン・リー
【脚本】ジェームズ・シェイマス、マイケル・フランス、ジョン・ターマン
【原作】ジャック・カービー、スタン・リー
【製作】アビ・アラド、ラリー・J・フランコ、ゲイル・アン・ハード、ジェームズ・シェイマス
【製作総指揮】ケビン・フェイグ、スタン・リー
【撮影】フレッド・エルムズ
【編集】ティム・スクワイアズ
【音楽】ダニー・エルフマン
【主題歌】ヴェルヴェット・リヴォルヴァー - “Set me free”
【出演([]内は役名)】

  • エリック・バナ[ブルース・バナー]
  • ジェニファー・コネリー[ベティ・ロス]
  • サム・エリオット[ロス将軍]
  • ジョシュ・ルーカス[グレン・タルボット]
  • ニック・ノルティ[デヴィッド・バナー]
  • ポール・キャシー[若い頃のデヴィッド]
  • カーラ・ブオノ[エディス・バナー]
  • トッド・テーセン[若い頃のロス将軍]
  • マイク・アーウィン[10代のブルース]
  • ケヴィン・ランキン[ハーパー]
  • セリア・ウェストン[クレンズラー婦人]
  • ダニエル・デイ・キム[補佐官]
  • ルー・フェリグノ[警備員]
  • スタン・リー[警備員]

【公開日(日本)】2003年8月2日
【上映時間】138分
【配給】UIP
【IMDB】5.7/10.0  (およそ228,400人の評価)

【あらすじ】

遺伝子学者ブルース・バナーは、ある実験を行っていたところ、大量のガンマ線を全身に浴びるという事故に見舞われる。やがて彼の体内で異変が起き、“怒り”の感情を抱いた時、彼の身体は緑色の醜く巨大なモンスター“ハルク”へと変身してしまった。ブルースの意識をなくしたハルクは、彼を捕獲しようとする軍の最新兵器を搭載したヘリやジェット機の攻撃も恐れず、戦車の砲弾さえはね返してしまう。もはや誰にも止められなくなったハルクだが、ブルースに特別な想いを寄せる女性科学者ベティだけは彼を信じ、なんとか救おうとするのだった。【引用元:allcinema

【感想】

☆2.2/5.0

大コケしてしまっただけはある・・・という感じ。

138分が異様に長く、見始めてから40分経たないとバナー博士はハルク化しないし、ラスボスである御父上とのバトルも始めるのがすっごく遅い!!

つまりすごくテンポが悪いんですよね。

それから、なぜか分割しまくりの画面もすごく気になりましたね…

おおまかなストーリー

アメリカ軍の砂漠基地で科学者として働くデヴィッド・バナー博士は、生物兵器に対抗できるように人間の免疫力を高める研究をしていた。

クラゲやトカゲ、ヒトデなどの遺伝子を使った抗体をサルなどに注入していたが、本当は人体実験をしたかった。しかし上司のロス将軍はそれを許さなかったため、自分の体で実験を始める。そして、妻との間にバナー博士の遺伝子を継いだブルースが誕生。

人体で実験していたことがロス将軍にバレると、デヴィッドはクビを言い渡されてしまう。するとデヴィッドは研究所を爆破しようと試み、妻と子の元へ。

母親を別室へ連れて行き口論しているところで場面は10代になったブルースへ変わる。両親はおらず、里親に引き取られた様子。ブルースはそのまま大学を出て科学者になり、父親と同じく遺伝子研究の道へ。

恋敵のグレンという軍人が共同研究者のベティを引き抜こうとしていたり、ベティの父親がロス将軍だったりと確執があり、更に実はロス将軍によって30年間隔離されていたデヴィッドが清掃員に扮して研究所に侵入していたりと色々ありつつ、ある日ついに研究所でトラブルが発生。仲間をかばって大量のガンマ線を浴びたブルースは、本来死亡するはずだった。が、驚異的な自己治癒力を見せ、怒りの感情をきっかけに「超人ハルク」へと変貌してしまう。

なぜかデヴィッドは自分の実験でハルク化させた犬3匹をベティの元へ向かわせ、襲わせる。そこへブルースが登場して犬を退治。彼女と対峙すると、ブルースはハルクから人間の姿へと戻る。

デヴィッドはトラブルで閉じた研究所へ忍び込み、自分の体にガンマ線を当てて、「触る物質を吸収、自分の力にしてしまうというバケモノ」へと変わる。しかしすぐにロス将軍によって捕まえられてしまう。

ハルクを倒そうとするロス将軍率いる軍隊との戦いが繰り広げられたりしたあと、最後は捕まっていた父親デヴィッドとなぜか面談させられて、そこで暴走し始めたデヴィッドが「お前に引き継いだ力を返せ」とブルースに迫る。ブルースもハルク化して最後のバトル。

デヴィッドの特殊能力でハルクのパワーがどんどん吸い取られていく・・・・と思いきや、強すぎるハルクのパワーを送り込まれて「もうやめてくれ、パワーが強すぎる」とアップアップなお父さん。そこにロス将軍が核ミサイルをぶち込み、バトル終了。

1年後、ハルクは死んだと思われていた。しかし「最近”緑の生き物を見た”と言っている人たちがいるから、もし彼が生きてたらお前の元に行くはずだ、来たら教えてくれ」とロス将軍からベティへと電話がかけられる。ベティは「教えなくても監視されてるから分かるでしょ」と返す。

場面はどこかの森の中へ移り、そこで村の人たちに薬を処方するブルースの姿が。薬を奪いに来た奴らに対し「僕を怒らせると後悔するぞ」と吐き捨てて映画は終わる。

感想まとめ

脚本に、「何で今こうなってるんだっけ?」となる展開が多かった・・・。犬をベティに差し向ける理由も、父親が本当は何がしたかったのかも謎だし、30年間も隔離してたのに逃げられてるし!という根本的なところから軍のやり方もガッバガバ!!!

それから、知識としてハルクの強さを知っているちびぞうとしては最初から「軍の力では無理じゃろ」と思って観てしまうので、戦闘シーンもあんまり楽しめなかったなぁ。(だってハルクは宇宙でも平気だもんね)

一番のメインは今回のヴィランである「アブソービング・マン」としてのお父さんとのバトルだと思うんですがそこもあまり、彼の能力を活かしたバトルではなかったようで残念。父親デヴィッドのセリフ回しもいちいち遠回しで妙に詩的というか、分かりにくかった。

残念なところが多かったように思う今作ですが、ブルースが鏡にかかった結露を手で拭くとハルクの姿が映る、といった演出は好きでした。

このあと、今作の失敗を取り戻そうとエドワード・ノートン主演でハルクはリブートされます。それが『インクレディブル・ハルク』!こちらはアベンジャーズとも関わりがあります!もう初見の感想は忘れてしまっているちびぞうなので、また見返していきたいと思います!

 

 


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世紀の対決!『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』ネタバレ&感想

―――夢の中で、光に導かれた。美しいまぼろしだった。

あぁー!!これは『ジャスティス・リーグ』を観る前に鑑賞しとくべきだったー!!!となるやつ!どうもちびぞうです!

ちなみに吹き替えで鑑賞しました!

流れとしては、

マン・オブ・スティール』→『本作』→『スーサイドスクワッド』→『ワンダーウーマン』→『ジャスティスリーグ』

という感じですが、赤字だけでも押さえておくと『ジャスティスリーグ』が楽しめると思いますね!

私は今作を観ずに『ジャスティスリーグ』を観てしまったので、ちょっぴり後悔しました・・・。

→関連記事

バットマン主催のヒーロー祭り!映画『ジャスティスリーグ』ネタバレ&感想

公式サイトはこちら。

【映画情報】

【原題】Batman v Superman: Dawn of Justice
【制作国】アメリカ
【監督】ザック・スナイダー
【脚本】クリス・テリオ、デビッド・S・ゴイヤー
【原案】ザック・スナイダー、デヴィッド・S・ゴイヤー
【原作】DCコミックス
【製作】チャールズ・ローベン、デボラ・スナイダー
【製作総指揮】クリストファー・ノーラン、エマ・トーマス、ウェスリー・カラー、ジェフ・ジョンズ、デビッド・S・ゴイヤー
【共同製作】ジム・ロウ、グレゴー・ウィルソン、カーティス・カネモト
【スーパーマン考案】ジェリー・シーゲル、ジョー・シャスター
【バットマン考案】ボブ・ケイン、ビル・フィンガー
【撮影】ラリー・フォン
【美術】パトリック・タトポロス
【衣装】マイケル・ウィルキンソン
【編集】デビッド・ブレナー
【音楽】ハンス・ジマー、ジャンキー・XL
【視覚効果監修】ジョン・“DJ”・デジャルダン
【出演([]内は役名)】

  • ベン・アフレック[ブルース・ウェイン/バットマン]
  • ヘンリー・カビル[クラーク・ケント/スーパーマン]
  • エイミー・アダムス[ロイス・レイン]
  • ジェシー・アイゼンバーグ[レックス・ルーサー]
  • ダイアン・レイン[マーサ・ケント]
  • ローレンス・フィッシュバーン[ベリー・ホワイト]
  • ジェレミー・アイアンズ[アルフレッド]
  • ホリー・ハンター[フィンチ議員]
  • ガル・ガドット[ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン]
  • TAO Okamoto[マーシー・グレイブス]
  • スクート・マクネイリー[ウォレス・キーフ]
  • カラン・マルベイ[アナトリ・クナイゼフ]
  • ローレン・コーハン[マーサ・ウェイン]
  • マイケル・シャノン[ゾッド将軍]
  • リプリー・ソーボ[セージ]
  • レベッカ・ブラー[ジョニー]
  • ハリー・レニックス[スワンウィック]
  • ケビン・コスナー[ジョナサン・ケント]
  • レイ・フィッシャー[サイボーグ]
  • エズラ・ミラー[ザ・フラッシュ]
  • ジェイソン・モモア[アクアマン]

【公開日(日本)】2016年3月25日
【上映時間】152分
【配給】ワーナーブラザース映画
【映倫区分】G
【前作】マンオブスティール
【次作】スーサイド・スクワッド
【IMDB】6.6/10.0  (およそ512,100人の評価)

【あらすじ】

バットマン(ベン・アフレック)は、両親の殺害現場を目撃したという過去のトラウマから犯罪者一掃に力を注ぎ、一方超人的能力を持つスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)は、その力を人類のために惜しみなく使ってきた。だが、その破壊力の強大さゆえに、スーパーマンは人々からバッシングを受けるようになり……。【引用元:シネマトゥデイ

【感想(ネタバレ)あり】

☆2.3/5.0

思ったより面白くなかったやつ・・・。

というか、ツッコミどころが満載!!!!

なのでそういう意味ではものすごく楽しい映画にはなっています(笑)

オープニング映像のカッコよさ

ザック・スナイダー監督のファンとしては、映像に関して贔屓目に見てしまう部分もありますが・・・!いいよね!好きなんだもの!

オープニング、ブルース(バットマン)が子どものころに両親を強盗に殺され、そしてお葬式をする・・・というシーン。
お葬式から逃げ出したブルースは森の中を駆ける・・・そして自然洞窟?に落ちてしまう。しかしそこで、大量に羽ばたく蝙蝠達がブルースの周りを円を描くように飛び上がると、ブルースの体も洞窟の天井に開いた光の穴へと戻るように飛び上がっていく・・・。

これはブルースの過去を見る夢の映像なんですけど、すごく神秘的でスナイダーさんお得意のくすんだ色合いの画面、そしてスローモーションがとってもクール!

ファンにはたまらないですね~~~~~

ジェシー・アイゼンバーグが出演している!

なんというか・・・マーベルファンとしてはDCに取られてしまった感!(笑)
それにしてもアイゼンバーグさんは本当に最近人気ですね・・・イイ俳優だからなぁ・・・。

彼の演じるレックス・ルーサーというキャラクターは今作のヴィランというか悪役なんですが、彼の目的は自分の会社で犯罪や悪の宇宙人に対する抑止力になるようなスーパー武器(宇宙船から採ったエメラルドの放射線物質を使う)を作ること。
そのためには世の中のメタヒューマン(ヒーロー的な能力を持った人)が邪魔!だからスーパーマンとバットマンが戦い合って相討ちさせよう!と裏でこっそり画策する役なんですね。
彼の、パーティでのスピーチの下手さ加減が「経営者」としては才能があまりなく、父親の七光りで社長になっている・・・というところが透けて見えていました。サイコパスが権力を持つと恐ろしい!と思いつつ

彼が「ヒーローは万人を助けることなんて出来ない!親父が僕を殴っていた時、誰も助けに来なかったからだ!」とスーパーマンに言うシーンが切なくて・・・。あー彼にもこうなった事情があるのか!とうっすら見えてくると、とても深みのあるキャラなのかな・・・という気持ちにもなってきます。

スーパーマンを否定する人たちの感覚は「神は助けてくれない」と嘆く人たちに似ていますね。なのでこの世界ではスーパーマン=神という構図なのかな、と感じるシーンでもありました。

でもアイゼンバーグさんの丸刈りは嫌だぁああああ・・・!!

ワンダーウーマンという救い

とっても個性的な背中がガッパーと開いたドレスを3、4着披露してくれます!相変わらずお美しい!!

そして、今作では彼女は戦わないのかなぁ・・・と諦めかけたところでの

ワンダーウーマン登場!!!

多分ここでかなりテンションが上がった方は多いはず!
そして元々ダイアナがワンダーウーマンだという事を認識してない人(ワンダーウーマンから観てない人)も「この女性もヒーローなんだ!素敵!」と一目惚れしてしまうこと間違いなし!!

じらしてじらして~満を持してのヒーローコスチュームの登場、そして戦いのシーンは本当に素敵で、この映画の中で一番の盛り上がりは彼女がかっさらって行ったと言っても過言ではないでしょう・・・(笑)

ツッコミどころまとめ

  • とにかく時間が長い、脚本がややこしい
    ものすごく長い。話の流れはシンプルなのに、とっても話がややこしく分かりにくく感じてしまう。
  • とにかく夢オチが多い
    三回以上は夢オチあります。何かあるたびに「こ、これも夢オチかな・・・?」と思ってしまう!(笑)
  • バットマンがスーパーマンを倒そう!と決める理由が無理やりっぽい。
    ルーサーが裏で手を回していてスーパーマンと敵対するようになる、という流れは分かるんですけど、バットマンがスーパーマンを倒してやるぜ!!!とまるで親を殺されたかのように憎んでる風なのがいまいちわからない。「あぁー!これは倒したくなっても仕方ないよね!」という明確な理由があまりないように思えました。
  • 24時間警備体制で守られるロイス・レインたん
    アフリカだろうと、レックスコープの屋上だろうと、瓦礫の下の水の中だろうと、ロイスがピンチになると最優先でやってくるスーパーマン(笑)あまりに完璧な警備体制に笑ってしまうう(笑)
    だって!激しい戦闘のさなかでも、ロイスが瓦礫を叩く音を聞き分けるんですもん!彼女のための専用装置としか思えないぃぃ
    あと、戦闘中にイチャつかないで!!
  • 湯船の中に靴のまま入らないで!!
    「助けてくれるのは嬉しいけどそのせいで犠牲も出てる。私たちの関係は限界なのかも」と言うロイスの入ってるバスタブに服も脱がずに靴のまま入るクラーク!!
    き、きたないよ・・・
    と思ってしまいました(笑)しかもその後イチャイチャしてロイスの話を誤魔化してるし(笑)
  • スーパーマンの衣装のまま合衆国会議に現れる
    シュールで笑ってしまいました(笑)
  • まさかの母親の名前が同じだった問題
    これが一番ツッコミを入れた部分なんですけども(笑)めちゃ笑いました。
    バットマンがスーパーマンを倒そうとする理由も不明瞭なうえ、それを止める理由もまさかの母親の名前が一緒だったという・・・(笑)その偶然なかったらどうするのこの映画!!!!
  • エメラルドの放射線物質最強じゃん
    数いるヒーローのうち、スーパーマンの強さはチート級。しかしそんな彼もエメラルドの放射線物質とやらで作ったガスを吸っただけで普通の人間のように弱ってしまう・・・。まぁ、完璧超人よりは何か弱点があった方が楽しいんですけど、しかし弱くなる度合いがまたすさまじい・・・
  • エンドロール後の映像もない・・・
    期待してた人、特に映画館で観た人はがっかりでしょうね。私はいつもエンドロールは最後まで観る派なので別になくても良かったですが。ちょっとだけ、ないのかー。と思いまいした。

嬉しかった台詞たち

吹き替えならではのものもあると思うんですが

マイクの調節をするアルフレッドが
「バスガス爆発」を連呼してたのが可愛かったです。

「ピエロ姿の異常者に悩まされた過去がある」
これは、過去のバットマンのシリーズもきちんと世界観として引き継がれている感じがして嬉しかった台詞。

「かかとを3回鳴らしてカンザスに帰ったか」
ロイスの上司が言った台詞ですが、これは「オズの魔法使い」のオマージュですよね。思わずニヤり。

 

めっちゃ長くなってしまったのでまとめはなし!

ツッコミどころ満載で、あまり面白い!と手放しで褒められるような感じでもないので『ジャスティスリーグ』を観るなら観るべき作品。と言った感じでした。まる。

 

 


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バットマン主催のヒーロー祭り!映画『ジャスティスリーグ』ネタバレ&感想

「ペット・セメタリ―だ!」

アメコミ界の人気を二分する、マーベルとDCコミック。

マーベルの『アベンジャーズ』と同じく、ヒーロー大集合のお祭り映画大作!!として遂に『ジャスティスリーグ』がやってきましたー!!

私はDCよりマーベル派なんですが(原作には詳しくないのです)、DCコミックの映画も好きなものがあります!!!

2009年の『ウォッチメン』!!!偶然にも、今作と同じザック・スナイダー監督作品なんですよねー(*’ω’*)

ザック・スナイダー監督の映画だと他には(DCではないですが)『300(スリーハンドレッド)』『エンジェル・ウォーズ』なんかも好きな私です。

なので普段はスーパーマンやバットマンにあまり食指が動かない私も、前作に当たるガル・ガドット主演の『ワンダーウーマン』が面白かった事もあって「これは是非劇場で観ねば!!」となった次第。

→関連「DCの新女性ヒーロー!映画『ワンダーウーマン』感想(ネタバレなし)

それと、『少年は残酷な弓を射る』で若手俳優の中で注目の一番株になったエズラ・ミラー君が”ザ・フラッシュ”として出演しているのですよーーーーーー!!

観るしかないよね!!!スクリーンでね!!!

というわけでパンフはこんな感じ。

なんですかこの表紙めっちゃカッコいい。原題横文字ずるい。裏はこう。

キャストに名前はあるものの、スーパーマンの姿はないですね。

A4サイズくらい、46Pで税抜き760円。まぁまぁ普通。ジャスティスリーグ史、ということでそれぞれのヒーローだけでなく、DCフィルムズ・ユニバースに登場するキャラクターの解説なども載っていて読み応えばっちり。

【映画情報】

【原題】Justice League
【制作国】アメリカ
【監督】ザック・スナイダー
【原案】クリス・テリオ
【脚本】クリス・テリオ、ジョス・ウェドン
【製作】ジェフ・ジョンズ.p.g.a、チャールズ・ローブン.p.g.a.、デボラ・スナイダー.p.g.a.、ジョン・バーグ.p.g.a.
【製作総指揮】クリス・テリオ、カーティス・カネモト、クリストファー・ノーラン、ダニエル・S・カミンスキー、エマ・トーマス、ジム・ロウ、ウェスリー・カラー、
【編集】リチャード・ピアソン,ACE、マーティン・ウォルシュ,ACE、デビッド・ブレナー,ACE
【撮影】ファビアン・ワグナー,BSC
【衣装】マイケル・ウィルキンソン
【美術】パトリック・タトポロス
【視覚効果監修】ジョン・”DJ”・デジャルダン
【音楽】ダニー・エルフマン
【出演([]内は役名)】

  • ベン・アフレック[バットマン/ブルース・ウェイン]
  • ガル・ガドット[ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス]
  • エズラ・ミラー[フラッシュ/バリーアレン]
  • ジェイソン・モモア[アクアマン/アーサー・カリー]
  • レイ・フィッシャー[サイボーグ/ビクター・ストーン]
  • ヘンリー・カビル[スーパーマン/クラーク・ケント]
  • エイミー・アダムス[ロイス・レイン]
  • ジェレミー・アイアンズ[アルフレッド]
  • ダイアン・レイン[マーサ・ケント]
  • コニー・ニールセン[ヒッポリタ女王]
  • J.K.シモンズ[ゴードン市警本部長]
  • アンバー・ハード[メラ]
  • キアラン・ハインズ[ステッペンウルフ]

【公開日(日本)】2017年11月23日
【上映時間】120分
【配給】ワーナー・ブラザース映画
【前作】DCの新女性ヒーロー!映画『ワンダーウーマン』感想(ネタバレなし)
【IMDB】7.2/10.0  (およそ124,200人の評価)

【あらすじ】

「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で描かれた、自らの命を賭して地球の危機を救ったスーパーマンの行動によって、人類への信頼を取り戻したバットマンが、迫りくる強大な敵に立ち向かうため、ワンダーウーマンとともに新たな仲間を探していく。そうして集まったのは、バットマン、ワンダーウーマンに加え、アクアマン、サイボーグ、フラッシュという、いずれも一筋縄ではいかない個性の強い超人たち。バットマンは彼らをまとめあげ、地球崩壊の危機に立ち向かわなければならないが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.5/5.0

今は多分、バットマンやスーパーマンを差し置いて人気を獲得しているっぽいワンダーウーマン(ガル・ガドット)の魅力は色んなところで語られまくっているのでここは割愛しましょう!!

前作、ワンダーウーマンが満足したよ、面白かったよ、彼女が美しくてカッコよくて可愛くて最高だったよ!という人には確実に気に入ってもらえることは間違いないと思います!

ちびぞうのお墨付き!(?)

まずはフラッシュくんについて

語らせて頂きたい!!!

エズラ・ミラー!!!!可愛い!!!!!!!最高!!!!目を付けててよかった!!!!(笑)

いやぁ、ありますよね。この子良いなって人が大作映画に出るようになるとニヤニヤしちゃうやつ。

彼の演技に大満足。

ちなみにドラマ版の「フラッシュ」は未見ですが問題なく楽しめました。

フラッシュとお父さんのやりとりもホロリとして良いし、彼の小気味よい軽口キャラも良かった。「ペット・セメタリ―だ!」と叫ぶシーンが愛しすぎます(笑)

アクションとしては、ザック・スナイダーさんお得意のスローモーションを駆使したアクションを映えらせるキャラとして、なくてはならない存在だな。と思いました。

しかし!!

エックスメンに登場するクイックシルバー(フラッシュと同じく超速キャラ)を愛している私としては・・・どうしてもキャラ被りが気になる。

速さを売りにしているキャラはそれだけでかなり強くなってしまうので、その人そのものの戦闘能力は低くしないといけないのかな・・・というのは何となく分からなくもないんですが。

やっぱり、『X-MEN: フューチャー&パスト』で魅せられたクイックシルバーのスローモーションシーンのカッコ良さには届いてない感じがして・・・残念でした。(いや、クイックシルバーよりカッコいいシーンがあったらそれはそれで複雑な気持ちになるけど!わがまま!)

フラッシュはクイックシルバーと違い、雷を発生させる、という能力もあるので、そこを上手いこと使って今後も住み分けさせてあげられるといいな。

フラッシュがいいなと思ったらぜひ!エックスメンも観てみようね!

物語について

これ系の映画を観てる人からしたらお馴染み過ぎるやつです。

「強すぎるパワー(本作では3つの箱)を手に入れたい敵から地球を守るために戦うぞ!」

というやつです。

ただ、今作では『バットマンVSスーパーマン』でスーパーマンという人々にとっての希望の象徴(ヒロアカで言うところのオールマイト)を失くした世界、というのが軸にあり、そこの描き方(特にオープニング)が良かった。

一強ヒーロー・スーパーマンがいなくなった人たちの絶望、そこへ付け込もうとする敵の存在、そしてそんな状況ではチームを組まざるを得ない、と動き出す残されたヒーローたち。

彼らのちょっぴり完璧ではない部分(例えばバットマンはもう体がボロボロだったり、フラッシュは戦闘経験皆無、サイボーグは自分の体も制御しきれてない、等)を補い合って協力するという構図がとっても分かりやすくてキャッチ―。

それぞれのキャラの背景も軽く描かれていてそれも分かりやすく、人数もそこまで多くないので(バットマンやワンダーウーマンについては有名だから語ることは特にないし)、入りやすかった。下手したら、アベンジャーズよりもキャッチ―で見やすい、という意見もあるかもしれませんね!!という感じでした。

バットマンについて

素直に、自分の能力は「金持ちなところ」というシーンが大好き。

それから、「ペンギンを追いかけていた時代が懐かしいですな」という台詞があったりして、ティム・バートン版のバットマンの事もなかった事にしてない感じが嬉しかった。

今回の彼の「スーパーマン」の死体を掘り返して箱の力で蘇らせようぜ!という耳を疑うような発想はアベンジャーズの社長を彷彿とさせるものでしたねー。感情論や倫理観は無視して理屈重視したいの社長がいかにも言いそうなことじゃないですか(笑)

本当は「死者を蘇らせるということ」についてもっと深く考えるべき点な気もするんですが、「ロイスと再会できたしまぁいいや!バットマンさんきゅ!」って感じの軽さがまぁ、お祭り映画っぽいのかなぁ。

アクアマンについて

彼の陸での活用法をもう少しください!!

口から水を噴射するとかさ!!!(スイスアーミーマンのラドクリフ君を見習おうよ

彼の波を受けた登場シーンとか最高にカッコよかったので、もう少しアトランティス人としての強さを陸でも表現出来たら最高でしたね・・・

そこを「フォークマン」とか「ヒゲの生えた人魚姫」とか仲間にツッコミ入れられてるとことかも可愛いけどさ・・・。

真実の縄の上に座っちゃってうっかり本音をポロリするところも可愛いけどさ・・・

まぁ、次回作は『アクアマン』という事で、彼が主人公の映画が観れるようですのでね、そこでたっぷり活躍していただきたいな!と思う次第です!

→関連「ぶっ飛んでるだけじゃない!『スイス・アーミー・マン』感想

サイボーグについて

アベンジャーズのアイアンマンとヴィジョンをミックスさせたようなキャラだなぁ・・・。

そのうち暴走して人類を危機に陥れる・・・みたいな展開はもう・・・満腹ですよ!

スーパーマンについて

復活するのは良いんだけどさぁ・・・!!!!!

強すぎませんか?(笑)

最終的に、この人が一人いたら他のメンバーいらないじゃん!という感じがあって・・・。特にフラッシュなんて・・・なんの特技もない人、みたいになっちゃうじゃないですかぁ(涙)雷はあるけどね!!

物語として、完璧でないメンバーが補い合う、という良さが、後半のスーパーマンの登場によって崩れてしまっている・・・。そこがすごく残念。

観ておいた方が良い作品

バットマンの作品は過去のものをどれか、一つでも観ておくと良いかも。彼がどういうヒーローなのかを知る意味で。

それから、前作に当たる『ワンダーウーマン』、直接話が繋がっている『マン・オブ・スティール』『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』は押さえておいた方がいいなと思いました。B VS Sをチェックせずに観に行ってしまったので、そこだけが若干の後悔となりました・・・。

 

 

 


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ハルクとソーが大暴れ!映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』感想

アスガルドは場所ではない・・・民だ

マイティソーの3作目がやってきたー!どうも、ソーの弟、ロキちゃんイチ押しのちびぞうです!

そろそろ新規ファン獲得が困難になってきていそうなほどおさらいする作品が多くなってきているマーベル・シネマティック・ユニバースの新作ですね!

ハルクやドクターストレンジなども登場するので、ソーの過去2作に加えて『アイアンマン』『アベンジャーズ』『ドクターストレンジ』辺りは最低限押さえておいて欲しいところです!

ハルクに関しては、どういうキャラなのか?というのを知る意味でも過去2回実写化されている『ハルク』『インクレディブル・ハルク』を参照すると良いかも。後者はMCUとの繋がりもあります(役者は違うけども!)

パンフはこんな感じA4サイズっぽい縦長のキラキラ仕様。

42Pで税抜き760円。特別版もあったようなんですが、売り切れていたのでこちらの通常版を購入。裏面の絵がカッコいいんですよー!

アメコミっぽくて良いですね!!

ソーはもっと地味で画面が色褪せてるイメージがあったんですけど、シリーズ増すごとにポップでカラフルでエンタメってきた感じがしますね!

【映画情報】

【原題】Thor: Ragnarok
【制作国】アメリカ
【監督】タイカ・ワイティティ
【脚本】エリック・ピアソン
【ストーリー】クレイグ・カイル&クリストファー・ヨスト、エリック・ピアソン
【製作】ケヴィン・ファイギ
【製作総指揮】ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、ブラッド・ヴィンダーバウム、トーマス・M・ハメル、スタン・リー
【共同製作】デヴィッド・J・グラント
【撮影監督】ハビエル・アギーレサロペ
【プロダクション・デザイナー】ダン・ヘナ、ラ・ヴィンセント
【編集】ジョエル・ネグロン、ゼン・ベイカー
【コスチューム・デザイナー】マイェス・ルベオ
【視覚効果監修】ジェイク・モリソン
【視覚開発監修】アンディ・パーク
【音楽】マーク・マザースボウ
【音楽監修】デイヴ・ジョーダン
【キャスティング】サラ・ハリー・フィン
【出演([]内は役名)】

  • クリス・ヘムズワース[ソー]
  • マーク・ラファロ[ブルースバナー:ハルク]
  • トム・ヒドルストン[ロキ]
  • ケイト・ブランシェット[ヘラ]
  • イドリス・エルバ[ヘイムダル]
  • ジェフ・ゴールドブラム[グランドマスター]
  • テッサ・トンプソン[ヴァルキリー]
  • カール・アーバン[スカージ]
  • アンソニー・ホプキンス[オーディン]
  • マット・デイモン[劇中劇のロキ(カメオ出演)]
  • サム・ニール[劇中劇のオーディン(カメオ出演)]
  • ルーク・ヘムズワース[劇中劇のソー(カメオ出演)]

【公開日(日本)】2017年11月3日
【上映時間】131分
【前作】マイティ・ソー ダークワールド
【映倫区分】G
【配給】ウォルト・ディズニー・ジャパン
【IMDB】8.2/10.0  (およそ139,000人の評価)

【あらすじ】

人工知能ウルトロンとアベンジャーズとの戦いから2年、アスガルドを追放された父オーディンを捜しにニューヨークへやってきたソーだったが、突如として現れた強大な敵ヘラによって宇宙の果ての惑星に飛ばされてしまう。その星で行われていた格闘大会に出場させられたソーは、対戦相手として盟友ハルクと再会。危機を乗り切った2人はヘラを倒すためアスガルドへ向かい、わけありの女戦士ヴァルキリー、そして宿敵であるロキも仲間に加え、チームを組んでヘラに挑むが……。【引用元:映画.com

【感想】

☆3.2/5.0

ツッコミどころ満載!そこが楽しい!

小物感あふれる息子に追放されちゃう神オーディンのしょぼさ!

結局は今回も家族内のゴタゴタだったのに住処を灰にされちゃうアスガルドの民たち!もういっそ王家を見限ってもいいと思うの!

公式動画で、昔話風の可愛らしいのを発見したので貼っておきます(笑)

これで大体の事が分かるよ!

「まるで統一感のない仲間」とか(笑)

ちびぞう的・見どころその1

ロキちゃんが可愛い。

前作でやりたい放題してその魅力を開花させていたロキちゃんですが、今回も涼しい顔で適当に生きています(笑)

一応は神様なんだけど、この兄弟は神々しさが回を増すごとに減っていきますね(笑)

そこはファン的に寂しく思う部分でもあり、「ロキちゃんの小物感がたまらない」というちびぞうのツボを押さえてくる部分でもあります!

シリーズを通して段々丸くなってきたロキちゃんは、兄と一緒に戦ってくれたりします。

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその1

蛇が嫌いだと知りながら蛇の姿で現れたロキに「俺だよーん!」と悪戯された当時8歳の思い出を語るソーさん。

仲良しだな!!

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその2

「助けて作戦」に嫌々付き合ってあげる。ロキがケガ人のフリをして、ソーにもたれ運ばれながら「誰か助けてくれー!!」と叫びながら敵のまっただ中に突撃。そして不意をついて敵へロキちゃんの体をぶん投げるというめちゃくちゃな作戦。昔からよくやっていて、成功率は100%らしい。

本当に仲良しだよね!!!

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその3

闘技場に現れたハルクに怯えた顔を見せる。

アベンジャーズの時に滅多打ちされたのがトラウマになっているとか?

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその4

ハルクにソーがぶん殴られたところで「ヨッシャア!!!」と歓喜の声を上げる。

お兄ちゃんの事大好きで大嫌いだよね(笑)

  • ロキちゃんが可愛いエピソードその5

「お前はお前の世界で生きろ」とソーに言われて、二人の道は分かれたように見えた。けれども結局は故郷を救いに来ちゃう!!

アスガルドが憎くてたまらないけどほっとけないんだよね(笑)

・・・といった感じで今回もロキちゃんが本当にツンデレかわいかった。序盤で人間界に行った時の黒一色のスーツ姿や、ストレンジさんにいいように扱われてしまうところも楽しいのでぜひ注目して欲しい!

「ずっと落ち続けていたんだぞ!30分間も!!!」

出演者のところにカメオ出演の役者さんも書きましたが、ロキちゃんがオーディンにすり替わってやらせていた劇のメンバーが豪華すぎてやばい。アスガルドの役者でも一級の人たちに演じさせたい、というところから、あの配役になったようです(笑)

それにしてもマット・デイモンの顔は見慣れていると思ってたけど全く気付かなかった(笑)

ちびぞう的見どころその2

ヘラ様がお美しい!

うつくしヴィラン決定戦があったら、1,2を争う美しさ!特に髪の毛を降ろしているところ!

女戦士ヴァルキリーとヘラの戦いを回想するシーンはまさに絵画のような映像で、見惚れてしまう。

ケイト・ブランシェットさんは大好きな女優さんだったので私得すぎました。それに普段彼女はブロンドなので、黒髪でダークなメイクを見れるのも楽しくて嬉しいところ。

そんな彼女はソーの無敵のハンマー「ムジョルニア」を握りつぶして破壊してしまうほどの力の持ち主。そんな彼女をいかにして倒すのか!?というところも、見どころですね!

アベンジャーズとの関わり

  • ソーさんは地球で戦ったあと、インフィニティ・ストーンを探しに宇宙へ行っていたらしい
  • ソーとロキが地球へ降り立った時、ドクター・ストレンジがロキを魔術でどこかへ飛ばしソーを誘い出す(このシーンは『ドクター・ストレンジ』のエンディング中で出てきます!)。そしてソーをオーディンのいるノルウェーへといざなう。
  • ソーが迷い込んだ惑星サカールには『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で姿を消したハルクが二年近く住み着いていた
  • エンドロール中に地球へ向かうアスガルド民一行の前に巨大な船が現れる(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に繋がる??)

まとめ

だーいぶコミカルでポップさが増してきた、バトルロイヤルでした。ストーリーはあんまりないので深く考えなくていいです。結局いつものお家芸です。

多分、これで1作目から見返したりしたらだいぶ雰囲気が違ったりするんだろうなぁ。

アベンジャーズが「ザ・お祭り映画」なので、それに合わせて派手に、エンタメに、変化していってるんでしょうね。

雰囲気の変化やキャラの性格の変化については賛否両論な部分だと思いますが、ちびぞう的にはロキちゃんが可愛ければ何でもいい、というのがソーシリーズに対する最終見解(?)なので、十二分に楽しめましたよ!というところで。感想を終わりにしたいと思います。

あ!あと一つだけ気になったというかこれはちょっと微妙だなと思った変化。

「ハルクの知能が上がっている」という点ですねー・・・。

まぁ、ソーが神様なのに神様っぽくない感じになってきているのと同じでハルクもだんだん変化しているのかもしれませんが。ハルクの強さは段違いだと思うので、何かマイナス点をつけないとただの最強戦士になってしまうと思うんですよ!

そして今まで彼についていたマイナス点こそが「誰にも制御できない・敵味方関係なしに暴れまくる怒りの男」という部分と「本来のブルース・バーナードという人格が制御しようと頑張る」という部分。これがあったから、なんとかハルク無双にならずに済んでいたというかね・・・。

今後、ハルクが敵味方の判別をして好きな時に出てきて戦えるようになってしまうと、パワーバランスが一気に偏りそうで怖いです。まぁあんまり深く考えずに観るシリーズなのかもしれないですが。

落書きファンイラスト

今回もブレランに引き続きちょちょっと描いたちびぞうの絵を載せます。

ロキちゃんに一番愛があるはずなのに似ない・・・

ちょっとだけのつもりが長くなってしまいました!以上で終わり!ちびぞうでした!

最後まで読んで頂き感謝感謝です!

 

 


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1st蜘蛛男を知ろう第二弾!『スパイダーマン2』ネタバレ&感想

スパイダーマンにはもうならない…2度と

初めてのスパイダーマン実写映画化、その第二弾!

アベンジャーズに新登場した三代目スパイディに惚れちゃった方はぜひ、初代の作品も観直そう!のコーナーですねー!

トビー・マグワイヤ扮するピーター・パーカーと、キルスティン・ダンスト扮するMJの恋模様が今回もうワンステップ進んだ形で描かれます!

アルフレッド・モリーナ扮するヴィラン『ドック・オク』とのバトルシーンも見ものです!!

【映画情報】

【原題】Spider-Man 2
【制作国】アメリカ
【監督】サム・ライミ
【脚本】アルヴィン・サージェント
【原案】アルフレッド・ガフ、マイケル・シェイボン、マイルズ・ミラー
【製作】アビ・アラド、ローラ・ジスキン
【製作総指揮】ジョセフ・M・カラッシオロ、スタン・リー
【撮影】ビル・ポープ
【美術】ニール・スピサック
【音楽】ダニー・エルフマン
【出演([]内は役名)】

  • トビー・マグワイヤ[ピーター・パーカー/スパイダーマン]
  • キルスティン・ダンスト[メリー・ジェーン・ワトソン]
  • アルフレッド・モリーナ[オットー・オクタビアス/ドック・オク]
  • ジェームズ・フランコ[ハリー・オズボーン]
  • ローズマリー・ハリス[メイ・パーカー]
  • J.K.シモンズ[J・ジョナ・ジェイムソン]
  • ディラン・ベイカー[カート・コナーズ博士]
  • ビル・ナン[ロビー・ロバートソン]
  • テッド・ライミ[ホフマン]
  • エリザベス・バンクス[ミス・ブラント]
  • ブルース・キャンベル[門番]
  • ウィレム・デフォー[ノーマン・オズボーン]

【公開日(日本)】2004年7月10日
【上映時間】127分
【配給】ソニー・ピクチャーズ・エンタテイメント
【前作】スパイディの成り立ちが分かる!映画『スパイダーマン』ネタバレ&感想
【次作】『スパイダーマン3』
【IMDB】7.3/10.0  (およそ451,000人の評価)

【あらすじ】

大学やアルバイトに加え、スパイダーマンとして闘うピーターは、憧れのメリー・ジェーンとすれ違うばかり。スパイダーマンへの復讐を誓う親友のハリーともうまくゆかず、人間関係に悩む。そんな時、優秀な科学者であるDr.オクタビウスに会うが、彼は実験中の事故で凶暴な怪人ドック・オクに変身してしまう。【引用元:映画.com

【感想】

☆2.7/5.0

1では、スパイダーマンの成り立ちをよく知ることが出来ました。

今作は、スパイダーマンがスパイダーマンとして生きていく上での葛藤が描かれ、さらに親友であるハリーとの確執が深まっていき、次作でようやく激突するのかな!?という伏線としての物語にもなっています。

若干のツッコミどころもある

例えば、MJとの関係。前回、良い感じで終わったと思われた二人ですが、いつの間にか別れて親友としてのポジションに収まっています。しかもMJは新しい恋人と婚約・・・もうすごいテンポ早い!!

スパイダーマンやってたら彼女に危険が及ぶし離れていた方がいいよね!と思う気持ちも分かるんですが、それならその葛藤が生まれ始めて別れちゃうところも観たかった!!

それから、クライマックスの暴走電車を止めた後のシーン。スパイディのマスクが取れて顔が乗客にモロバレになっています。「私たちは決して口外しないよ」みたいな空気が漂っていたんですが・・・いやいや一人ぐらいは絶対話しちゃう人いるって!!今ならインスタ上げちゃうって!

スパイディの能力が突如失われてしまうのも、説明不足感が否めないですね。精神的な物が原因だったのか、それとも・・・結局そこのところの謎は分からずじまいで。

という・・・まぁ些細と言えば些細なところが少し、気になってしまいましたかね。

アクションシーンが楽しい

前回のグリーンゴブリンよりも、ヴィラン(敵役)であるドット・オクが現実にあり得そうな見た目になっているのも世界観に入り込みやすくて良いですし、そのタコのような足を巧みに使いスパイダーマンと電車の上や横に張り付いて戦うシーンは、重力どこいった!って感じで最高に楽しいです!

そしてクライマックスの電車を止めるシーンも、当時CMで散々見たような気がしますがやっぱりハラハラさせられますねー!

サム・ライミ監督の見せ場

ホラー映画で有名なサム・ライミ監督の一番の見せ場として個人的にお気に入りなのは、ドット・オクが悪に染まって研究員を襲ってしまうシーン!

大暴れする様子がものすごくホラー的な見せ方をしていて、どのシーンよりもあそこが一番観ていて怖かったですね!流石サム・ライミさん!!という感じがしました(*´∀`*)

まとめ

2作目ですが、面白さは1より上がっている気がします!
2004年、十年前とは思えぬアクションシーンは必見ですし、ヒロインであるMJはあまり評判良くないですが私的にはとても綺麗で可愛くて・・・大満足です。

ジェームズ・フランコ扮するハリーが、ついにスパイディの正体を知ってしまって・・・次作で彼は父の仇をうつため第二のグリーンゴブリンとなってしまうのか!?という引きもすごく気になる感じで終わっていました・・・。

スパイダーマン好きにはきっと満足できる一本になっていると思います!

このまま3も楽しめると良いなぁ!

 

 


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スパイディの成り立ちが分かる!映画『スパイダーマン』ネタバレ&感想

大いなる力には、大いなる責任が伴う

今年、『スパイダーマン / ホームカミング』を観まして、過去のスパイダーマンも見返したい!と思ったので復習がてらDVDにて再鑑賞しました!

ちなみに新スパの方も記事を上げていますので良ければどうぞ!→三度目の映画化!『スパイダーマン : ホームカミング』感想

トビー・マグワイヤのスパイダーマン・・・少し陰鬱すぎて苦手だったんですよね。今はどう感想が変わるでしょうか・・・

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DCの新女性ヒーロー!映画『ワンダーウーマン』感想(ネタバレなし)

最強の美女戦士、あらわる――

元々、DCコミックの映画はあまり観て来ておらず、しかも女性ヒーローの映画は興味がなかったのもあって、もしかしたらこれ単体であればスルーしていたかもしれない本作・・・。

DC版アベンジャーズである『ジャスティスリーグ』が始まるということで、後から急いで追いかけることになるなら、今のうちに観ておこう!と思い立って劇場へ向かいました。

監督は『モンスター』のパティ・ジェンキンス監督、製作に私の好きなザック・スナイダーも関わっています!!

パンフはこんな感じ。

神々しい!!衣装もかっこいいし、ダイアナの魅力を前面に押し出した表紙です・・・(*^ω^*)

大体ヒーローもののパンフは大きめ縦長でキラキラしてますね!34Pで税込760円!若干豪華で若干安め。

ワンダーウーマンの成り立ちや他ヒーローとの関係性が詳しく載っていたり、ページ下部のほそーい部分にまで豆知識が載っていて楽しいパンフです^^

続きを読む

待ってたよグルート!映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』感想

最終兵→木、グルート。

やっと来ましたね~~~、リミックスが!!!

おさらいしよう!映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』感想

こちらでもかなり高評価していて、大好きな作品なのでワックワクで劇場に足を運びました!!何よりもベビー・グルートが楽しみすぎて!!

パンフはこんな感じです。前作と同じキラキラ仕様ですね~♪

A4サイズかな、そんなに厚みはないのに40Pほどあって税抜き760円。ボリューミー。そして美しいアートワーク!!

特殊メイクについてだったりセットの制作について書いているプロダクションノートが興味深いし、わかりにくいこの世界独特の単語などの解説や人物相関図も載っていてとっても親切&面白い!!

登場人物紹介のページもまた素敵だったので、映画情報のところで貼っていきたいと思います!

【映画情報】

【原題】Guardians of the Galaxy Vol. 2
【制作国】アメリカ
【監督/脚本】ジェームズ・ガン
【撮影監督】ヘンリー・ブラハム

【製作総指揮】ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、ジョナサン・シュワルツ、ニコラス・コルダ、スタン・リー
【製作】ケヴィン・ファイギ
【音楽】タイラー・ベイツ

【出演([]内は役名)】

  • ”スター・ロード”ピーター・クイル[クリス・プラット]
  • ガモーラ[ゾーイ・ソルダナ]
  • ドラックス[デイヴ・バウティスタ]
  • ベビーグルート(声)[ヴィン・ディーゼル]
  • ロケット(声)[ブラッドリー・クーパー]
  • ヨンドゥ[マイケル・ルーカー]
  • ネビュラ[カレン・ギラン]
  • マンティス[ポム・クレメンティエフ]
  • アイーシャ[エリザベス・デビッキ]
  • テイザーフェイス[クリス・サリヴァン]
  • クラグリン[ショーン・ガン]
  • スタカ―[シルヴェスター・スタローン]
  • エゴ[カート・ラッセル]

【公開日(日本)】2017年5月12日
【上映時間】136分
【配給】ウォルト・ディズニー・ジャパン
【IMDB】8.1/10.0  (およそ145,800人の評価)

【あらすじ】

スター・ロードを自称するいい加減なリーダー、ピーター・クイルを筆頭に、美しき暗殺者のガモーラ、毒舌なアライグマのロケット、樹木型ヒューマノイドで25センチまで再生したグルート、マッチョな破壊王ドラックスのガーディアンズの面々が、新たな危機に直面し、再び強大な敵と立ち向かうことになる様を描く。高慢な指導者アイーシャが率いる黄金の惑星で、小遣い稼ぎの仕事をこなしたガーディアンズ。しかし、ひょんなことからアイーシャを怒らせてしまい、追われる身に。危機に陥った彼らの前に、ピーターの父親だという謎の男エゴが現れるが……。【引用元:映画.com】

 

【感想】

☆3.2/5.0

期待し過ぎた?><

普通に楽しいし、面白いんですよ!!!だけどやっぱりどうしても1と比べてしまう・・・。

お話の展開や、笑えるシーンの多さや、音楽の使い方や、色々な要素が1は最高でとても新しく感じて、続編有りを思わせる主人公の母親からのプレゼント等、かなり感動したんですよね。

それだけに今回、そこを超えていくのはかなり難しかったのかな・・・、と。

新しいタイプの家族の形がテーマ?

前回は母と息子の繋がり。今回は父と息子の繋がりですね。

以前、『ライオン 25年目のただいま』の感想を書いたんですけど、あの映画と同じように「血の繋がった実の親」と「血の繋がりのない育ての親(もしくは家族同然の仲間)」との対比を描いて今の時代に合った「新しい家族の形」をテーマにしているのかなー。と。

それを表現したかったかは分かりませんが、どうも今回めちゃくちゃ活躍するヨンドゥのピーターに対する親心みたいなものが、今作で急激に来たというか、

「あれ?そんな立ち位置の人だったっけ?」

と違和感を感じてしまったのがありましたねー・・・。

前作でも使っていた矢の仕組みが少し分かって、ヨンドゥがいかに有能で強い人なのかということが分かったのは良かったです!

カート・ラッセル渋かっこいい!

偶然にも、『バーニング・オーシャン』『ワイルド・スピード アイスブレイク』と続いて三本連続でカート・ラッセルの兄貴(という歳ではないけども!)が出演している映画を観ている!!(笑)大好きなのですごく嬉しいんですが。

私が彼に惚れたのは『デス・プルーフ』なので、やっぱり悪役の方が嬉しいなぁ似合うなぁとニヤニヤしっぱなしでした(笑)

繋げていくためのキャラクターの掘り下げ

こういうヒーロー系の映画は大体ストーリーが似通ってしまったりするので、いかに映像や音楽に個性を持たせるかがポイント、そして一番大切なのはキャラに魅力をもたせられるかどうか、だと思うんですよね!

今作はベビーグルート&ロケット、そしてヨンドゥに押されてピーターの影が一作目よりも薄くなってきてしまっているような・・・主人公なのに。どこかのホークアイさんを思い出す

多分、今作も”次作~アベンジャーズ”へと続けていくためのお話(いわゆる前振り)なので他のキャラクター(ドラックス、ネビュラ、マンティスなど)を掘り下げる必要があって、そこに時間を割いていた部分があったからかもしれませんね。

個人的には、義理の姉妹であるガモーラとネビュラの絡みが最高に切なかったです。

しかしまぁ、ドラックスがあそこまで天然なキャラだったとは・・・彼もだんだん可愛く見えてくるから不思議(笑)

あとは・・・とにかくベビーグルートが最高に可愛い!!!

育てたい!母性本能くすぐられまくります。次の作品ではもう少し成長してしまうみたいなんですが、それもまた楽しみ。

アベンジャーズとの関わり

  • コントラクシアという星にハワード・ザ・ダックがいる(笑)多分これもカメオ出演かな
  • エゴは天界人(つまり神様?)神と人間のハーフがピーター!だから前作でインフィニティ・ストーンを掴んでも死ななかった!
  • その他特にアベンジャーズとの絡みは無し。

まとめ

まだまだ語られていないロケットの過去話(もったいぶるからかなり重い話なのかなと勝手に予想している)だとか、なかなか進展しないラブの部分とか、今後観たいエピソードはたくさんあるし、ここからどうアベンジャーズに絡んでいくのか?とかシルベスター・スタローンはレギュラー化するのか?とか、毎度カメオ出演状態で出て来るハワード・ザ・ダックにも仲間になって欲しい!とか楽しみで気になる部分もいっぱいです!!

全体的に1と比べてしまうと自分は少し期待外れな感じもありましたが、今後もぜひとも追いかけていきたい作品ですね!

ぜひぜひ皆さんも映画館で!

 

 


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おさらいしよう!映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』感想

ヤバすぎる宇宙最凶チーム、誕生!

さて、ガーディアンズオブギャラクシーの感想です!

何故今このタイミングなのかって?もちろん!!今年2017年、来たる5月12日より

待望の

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー : リミックス』

が、公開されるわけなんですねー!!!テンションもだだ上がりですね!!

ぜひぜひこのタイミングで1の方の感想も書きまして、皆さんと一緒に私もおさらいしていければなぁと思った次第でございます^^

まずはいつも通り映画の情報から。

【映画情報】

【原題】 Guardians of Galaxy Vol.2 
【制作国】アメリカ
【監督】ジェームズ・ガン
【脚本】ジェームズ・ガン、ニコール・パールマン
【音楽】タイラー・ベイツ
【出演】クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デビッド・バウティスタ、ブラッドリー・クーパー(声のみ)、ヴィン・ディーゼル(声のみ)、リー・ペイス、マイケル・ルーカー、ジョン・C・ライリー、ベニチオ・デル・トロ等
【公開日(日本)】2014年9月13日
【上映時間】122分
【配給】ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
【IMDb】★8.1/10.0

【あらすじ】

自らスター・ロードと名乗るトレジャーハンターのピーター・クイル(クリス・プラット)。ピーターは無限の力を持つパワーストーンのオーブを入手するものの、その後逮捕され刑務所にぶち込まれてしまう。ピーターは天才メカニックのロケットら刑務所で出会った仲間と脱獄するも、オーブの力で宇宙を滅亡させようとする強大な悪と戦うこととなり……。【引用元:シネマトゥデイ】

【感想】

★4.3/5.0

大満足でした。冒頭の、主人公ピーターが母親を看取った後で宇宙に連れ去られてしまうシーンは蛇足かと思いきや、立派に伏線になっていました。他にも伏線と言えばグルート(木のキャラクター)の台詞が「I / am / Groot.」の三つしかない部分、これも伏線だろうなと最初からわかりきっていたのに、かーなり泣いてしまいましたね~~(笑)

ラストのシーンも、開けた瞬間に「続編あるな!!」って私たちに知らせてくれる、素晴らしい演出でした。ああ、鑑賞者へのプレゼントでもあったんだなぁ。と言った感じで。

ダークホース!というのはこういう作品の事を言うんだなぁと。それくらい、この作品はマーベルヒーローズのシネマティックユニバースの中でも特に地味なように感じていて、正直地雷なのでは??という疑いすら持っていました(笑)

当時、CMでこの映画を見た時にアライグマがとにかく可愛らしいなぁと思っていて、アライグマを見に行くかなぁくらいの感覚だったのですが…

今思えば大正解でしたね!今作も劇場で観て大正解だったので、ぜひ次回作も劇場で観て頂きたいなぁと思います!!

ちなみにストーリーはわりと単純です。「世界を支配できるよ!」というほどに強いパワーを持ったオーブというアイテムが存在していて、それを欲しがる悪い奴に対し、出会った荒くれもの同士でチームを組んで戦おう!!という感じなんですね。

このシンプルなストーリーに添えるスパイス的な要素は、”主要メンバーが全員、犯罪歴のある悪者で構成されている”という点と、主人公ピーターが地球での母親との思い出である”カセットテープ”を聞くという設定で70年代~80年代のポップスがサウンドトラックとして頻繁に使われている点。

それぞれのメンバーの魅力(特にアライグマと木が 笑)も大きいですが、個人的にはこの音楽というアイテムが主人公の故郷である地球との繋がりを持たせている点がとても良かったなと思いました。もちろん流れるタイミングや映像との合わせ方もとても良かったです。ハイセンス!!!

エンドロール後の映像では、破壊されてボロボロになったコレクタールーム内で、ハワード・ザ・ダックと会話するコレクターの姿が見れます。

次回への伏線

実はピーターがテラ星人(地球人)ではなく、ハーフだったことがラストで発覚。
しかも父親ははるか古代の人?らしいという話。

そして、ラヴェジャーズがオーブを(すり替えられているとは気付かずに)持ち帰る際、「ピーターを父親に渡さなくて良かったぜ」といった感じのセリフが出ます。

これはつまり、ピーターを地球からさらったのは、本当の父がラヴェジャーズに依頼したからなのでは?と考えられますねー!

そしてその伏線がそのまま、リミックスで回収されます!

インフィニティ・ストーンとは?

宇宙が誕生する前、6つの特異点が存在した。そして大爆発が起きて宇宙が誕生した、特異点の残骸は結晶になった。それが6つのインフィニティ・ストーン。
使用できるのは、並外れた能力を持ったもののみ。石を使えば簡単に全世界を消滅させることができる。
オーブを一時的に共有したものたちは、すぐさま焼き消えた。

と、劇中でコレクターが説明していました。

アベンジャーズとの関わり

  • オーブ(インフィニティ・ストーン)をラヴェジジャーズからピーターが盗む→ザンダー星のノバ軍が保管
  • 敵軍がサノス(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で戦うヴィラン)の手下
  • ガモーラはサノスの養女だった
  • 『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のエンドロール中に登場したタニリーア・ティヴァン(コレクター)が登場する

【今後への期待!】

正直、彼らがアベンジャーズのメンバーとして合流していくという話を聞いた時は「あまりにも他のメンバーに比べてひ弱なのではないか?」という不安が浮かんだのですが。

(ホークアイさんの地味さを緩和してくれる存在人間らしさと言う唯一性が埋没してしまうのでは?という心配もありましたが)

最期の方で、例のすごいパワーの力を多分全員その身に宿す形となったと思うんですよね!

なのできっと2ではもっと超人的な力をみせてくれるのでは…と期待しています。


さてさて、なんだかおさらいというよりも私が当時の記憶を頼りに感想をダラダラと書いてしまっただけになったような気もしますが…。

ガーディアンズオブギャラクシーについての愛は伝わったと思うので、良いかな…(笑)

公開、楽しみですねー、ぜひ皆さんもベイビーグルートを愛でましょう!!!


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